閃輝暗点とは、「突然、視界にキラキラした銀色の光が現れる!その異様な光の環はみるみるうちに拡大し、視野全体に広がって目が見えなくなる!その光の環が消えた直後に、強烈な頭痛が襲ってくる!」という現象です。
この一連の現象は「閃輝暗点(せんきあんてん)」または、「閃輝性暗点症(せんきせいあんてんしょう)」と呼ばれ、「閃輝暗点を前兆とする片頭痛(偏頭痛)」と診断されます。
閃輝暗点の原因、対処法を2026年4月最新版として、閃輝暗点治療の”今”を解説します。
引用出典:「頭痛の診療ガイドライン2021年版」日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会
インデックス(目次)
1,閃輝暗点の症状は?
2,閃輝暗点の原因は?
3,閃輝暗点 2026年最新治療!
4,閃輝暗点 頭痛がない 40代 50代 60代
5,閃輝暗点と間違いやすい眼の病気。
6,閃輝暗点 Q&Aよくある質問
7,閃輝暗点 女性に多い理由
8,閃輝暗点を撃退!撲滅プロジェクト計画!

●動かないで安静にする。
初めて閃輝暗点を発症したら、まずは静かな暗い場所で、安静にして発作が治まるのを待つこと。発作が出た場所にもよりますが、とにかく動かないでじっと安静にしていることです。
時間的に可能なら、少しでも睡眠をとると症状が落ち着きます。
突然起こる閃輝暗点の症状は、脳梗塞、脳内出血など脳内疾患の危険な兆候、サインかもしれませんので、速やかに脳神経外科、神経内科、頭痛外来を受診してください。
▼危険なサインを見分けるポイント
●いつもより長時間続く。(2時間以上)●動悸が激しい。(脈が1分間に120回以上)●めまい、ろれつが回らない。意識を失う。
いつもと違う症状が伴う場合、直ちに119番して救急車を呼ばれて医療機関を受診してください。

●視界にギザギザが見える!?
それまで普段と変わらない日常生活を送っている人に、突然、視覚障害が起こります。
景色がゆがんで見え、視界の一部がゆらゆら動いたりして、視界の半分が見えなくなります。(視野欠損)
視界の真ん中あたりに、まるで太陽や強いライトを直接見た後の残像のような黒い点が現われ、その黒い点は大きくなって目の前が真っ暗になります。(暗点)
その中に小さく光るギザギザした点が現われます。その光る点はみるみるうちに大きく広がっていきます。(閃光の拡大)
半円状の三日月のように丸くなり、キラキラと光るギザギザした銀色のガラス片や、カミソリやノコギリの刃のようなもの、あるいはジグザグの幾何学模様が、カミナリ光線のようにチカチカしながら、光の環となって視界いっぱいに広がっていきます。万華鏡のようなその光の環は、まるで生きているようにゆらゆらと回転します。このため視界の大部分が見えなくなります。これが閃輝暗点(せんきあんてん)の見え方です。

片目だけではなく、両目を閉じてもこの光の環は見えます。この閃光と暗点は40分から1時間くらい続いて、ようやく視界の外に出て消えて行きます。
そしてその閃光と暗点の症状が治まった直後から、強烈な片頭痛が起こり始めます。
頭が割れるような、今まで経験したことのない激しい片頭痛が2時間から4時間も続き、吐き気、嘔吐を伴います。
身体を動かそうとすると片頭痛の痛みが増すため、じっとしているか、寝ていることしか出来ません。
この一連の現象は、ただちに生命に危険を及ぼすことはありません。
出血もありませんし、発熱を伴うこともありません。また感染や伝染することもありません。
2~3時間後、一連の現象が終わると、普通の健康体に戻って普段通りの生活に戻れます。
翌日まで頭痛や疲労感が残るなど個人差はありますが、症状の治まった後は、身体面はもとより生活面でもなんら支障が生じることなく、今までと同じように仕事や家事といった、まったく普段通りの生活を続けることができるという点が、この病気の特異性であり特徴と言えます。
しかし自然治癒することはありません。周期的に再発するケースが多く、頻繁に起こることがあります。
誰にでも起こる病気です!男女ともに年齢に関係なく発症します。比較的に女性に多いとか、十代で初めて発症する人が多く、小学生、中学生、高校生の思春期に起こります。●中学生、高校生の発症については、こちらをご覧ください。「閃輝暗点は中学生、高校生でも起こる!その対処法は?」
発症する頻度も個人差があります。年に5~6回程度のケースが多いのですが、月に1回から週1回になり、週に3回と頻繁に起こるケースもあります。
年を重ねるとともに回数も減ってきて、軽減されてくるという症例もありますが、しかし完治することはありません。70代、80代でも今もってなお、月に1回、週に1回と頻繁に起こる症例も多くあります。
閃輝暗点は医学的にはどのように定義されているのでしょうか?
2013年制定「国際頭痛分類第3班」(ICHD-3)により、
「固視点付近にジグザグ形が現れ、右または左方向に徐々に拡大し、角張った閃光で縁取られた側部凸形を呈し、その結果、絶対暗点あるいは様々の程度の相対暗点を残す。また陽性現象を伴わない暗点が生じる場合がある。陽性現象を伴わない暗点はしばしば急性発症型として認められるが、詳細な観察によると徐々に拡大するのが通例である。」と、定義されています。
引用出典:「頭痛の診療ガイドライン2021年版」日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会

●脳血管の拡張と収縮!
「閃輝暗点」の発症機序(起こる原因、しくみ、メカニズム)は、ストレスなどなんらかの誘因(ゆういん)により、脳の血管が収縮し、その後異常に拡張して一時的に血液の流れが変化し、脳内血管に影響を与える脳内神経系の障害であると考えられています。
●原因物質ホルモンの出現!
具体的には、ストレスを感じている緊張状態において脳内血管が拡張します。その血管を収縮させる性質を持った神経伝達物質セロトニンが、その血管を正常に戻してストレスを緩和させる理由で多量に放出されます。すると大脳の後頭葉にある視覚野(しかくや:見たものの位置や形状を認識する部位)の血管が収縮します。しかしそのセロトニンが消費され枯渇して不足するため、血管を拡張させる神経伝達物質(ホルモン)プロスタグランジンが出現します。すると血管が急激に拡張し、血流の量が減少(虚血状態)することで、一時的に視野の一部が見えない状態「暗点(あんてん)」になります。
さらに視神経の血管壁に炎症、浮腫(むくみ)を起こし、血管が痙攣(けいれん)を起こすためキラキラの閃輝(せんき)が現れるものと考えられます。
●眼の異常ではない!?
このように目が見えなくなることから、眼の異常、眼球の疾患と誤認してしまいますが、眼の異常ではなく、脳内血管の炎症によって引き起こされる現象であると言えます。
この炎症を引き起こす神経伝達物質プロスタグランジンを原因物質と言いますが、起炎性物質また発痛物質とも言います。
女性の生理中に、子宮内膜でこのプロスタグランジンが分泌、出現するとけいれん性の収縮、拡張を起こして生理痛を自覚します。生理痛の原因もこのプロスタグランジンにあると言えます。
● 片頭痛は炎症が原因!
引き続き起こる「片頭痛(へんずつう)」の発症機序は、脳内血管に出現する原因物質プロスタグランジンによって血管が異常に拡張すると共に、周囲にある三叉神経を刺激し、さらに血管壁に炎症、浮腫(むくみ)を起こすため、ズキンズキンと脈打つような拍動性(心臓の鼓動に合わせるような)の頭痛が起こるものと考えられています。すなわち「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」は眼球の異常ではなく、脳内血管の神経病理学的疾患と言えます。
引用出典:日本頭痛学会ホームページ https://www.jhsnet.net/
引用出典:「頭痛の診療ガイドライン2021年版」日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会
●必ず医療機関を受診する。
発作が治まって落ち着いた後、なるべく早く医療機関を受診すること。素人判断せず、放置しないで必ず受診することです。一時的に目が見えなくなるため、眼科のある総合病院にて診察を受けると一日で済みますが、総合病院が近くになければ、開業医の眼科にて受診すること。
眼球の疾患ではないことを確認したら、頭痛専門医のいる病院で診察を受けてください。神経内科、脳神経外科、頭痛外来、内科クリニックなどを受診してください。眼科医から紹介される場合もあります。
●病院検索 日本全国医療機関お医者さんガイド https://www.10man-doc.co.jp/

治療のスタートは専門医による正しい診断から始まります。
「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」「閃輝性暗点症」との診断を受けたら、治療は医師の指示に従ってください。
「閃輝暗点」は眼球の疾患ではなく、脳内血管の神経病理学的な疾患であると先に述べましたが、ではなぜ初めに眼科を受診することをお勧めするのかと言いますと、閃輝暗点の初期には、視野に欠損が生じます。一時的とはいえ眼が見えなくなるので、まずは眼科で、眼球や網膜などに異常がないことを確認することが先決であるということです。「閃輝暗点」以外の、何か他の病気がないかは重要なことです。必ず確認しましょう。
そして内科や神経科では、まだ経験の浅い若い先生には、この「閃輝暗点」の事をあまりご存じではない医師が少なからずいらっしゃいます。
レントゲン、MRI,CTスキャンなど検査ばかりされた挙句、「異常なしです。」と回答されたり、「メニエール病」と診断されたりというケースが多くあります。そこで眼科からの紹介の手順を踏めば、若い医師にもわかりやすいということです。
閃輝暗点は特有の症状であるため、医師も判断しづらかったのですが、2013年(平成25年)に慢性頭痛の国際診断基準:International Classification of Headache(ICH)が制定されてより、決め手となる症状がはっきりして、診断がつきやすくなりました。※2021年に改訂版が発行されています。
「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」と診断されて病名が決まると、治療法も治療薬も決まります。 症状に合った頭痛薬を、医師によって処方されます。
引用出典:「頭痛の診療ガイドライン2021年版」日本神経学会・日本頭痛学会・日本神経治療学会
引用出典:日本頭痛学会HP https://www.jhsnet.net/
●病院検索 日本全国医療機関お医者さんガイド https://www.10man-doc.co.jp/
「群発頭痛」
「緊張型頭痛」
「片頭痛」 ――――――閃輝暗点は「片頭痛」に分類されます。
2013年制定の慢性頭痛の国際的な診断基準である国際頭痛分類第3版では、前兆の有無により、「前兆のある片頭痛」と、「前兆のない片頭痛」に細分類されます。その前兆症状として一番多いのが、キラキラの光が見える「閃輝暗点」です。片頭痛患者の約40%を占めると言われています。
「緊張型頭痛」は、血流の滞りによる筋肉の緊張で起こる頭痛です。肩こり、眼精疲労などで起こることから、入浴や軽いストレッチなどで体を動かし温めると、血流が良くなり頭痛は緩和されます。
しかし「片頭痛」は対処法がこれとはまったく異なります。血管の拡張により生じる神経の痛みですから、温めてはいけません。入浴や運動などで体を温めるとさらに血管が拡張し、ますます痛みが増大し悪化することになります。
片頭痛(migraine)という名称の由来は頭の片側が痛むこととされていますが、実際には片頭痛患者の50%以上が両側性の頭痛を経験しています。
「片頭痛」の正式な医学用語は ”片”を使用します。医療関係者、医療従事者は「片頭痛」と表示します。学術誌、医学専門誌など、医学分野における関連書では「片頭痛」が正式な表記となります。パソコンのワード変換で「偏頭痛」と出ることもありますがそれは間違いです。正式かつ公式な文書では片頭痛と表記します。
◯片頭痛急性期治療薬として、
●2001年、片頭痛の専門薬、特効薬とも言うべき新薬トリプタン系製剤(5‐HT1B/1Dレセプター受容体作動薬)の登場により、片頭痛の効果的な治療ができるようになりました。以降は、片頭痛による日常生活(QOL:生活の質)の阻害は軽減できるようになりました。
エルゴタミン製剤:(市販名:クリアミンA、ミグタミンA、ヘクトM、カフェルゴット他)
トリプタン系製剤: スマトリプタン ゾルミトリプタン(市販名:イミグラン、ゾーミック、レルパックス、マクサルト、アマージ、その他錠剤・点鼻液)
●これらの治療薬には、重篤な副作用が見られます。服用後に吐き気がしたり、寝つきが悪くなったり動悸がひどくなるといった副作用が報告されています。
大量の服用、もしくは長期に飲み続けると血流障害を起こし、手足の先がしびれたり、チアノーゼを起こして血の気がなくなったりします。使用される場合は、医師と充分相談の上服用してください。
●トリプタン系製剤は薬価が高いことでも知られています。1錠1,100円で、保険適用されて3割負担でも1錠330円となり、他の頭痛薬に比べると高価な印象はあります。
〇漢方薬の処方
病院によっては以下の漢方薬を処方されることがあります。
呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
五苓散(ごれいさん)
川芎(せんきゅう)
予防薬として処方されますが、あくまで頭痛の予防薬であり、閃輝暗点そのものを予防するものではありません。
〇頭痛薬を飲むタイミングが大事! 片頭痛の治療薬として、主に頭痛治療薬トリプタン系の内服薬を処方される場合が一般的で多くなりました。 しかし内服薬を効果的に用いるためには、飲むタイミングが重要です。前兆のギザギザが起きている時点、頭痛が起きる前、痛みが本格化してから服用しても効果はありません。最も効果的なのは、光のギザギザが段々に拡大し、そして消えた直後、頭痛が始まる直前に服用することです。
片頭痛は時間が経つとアロディニアが起こり、脳の痛みが過敏になり頭痛薬が効きにくくなります。ですから服用するタイミングがとても大切です。ただし、薬の効き方には個人差があります。数分で効き始める人もあれば、数時間かかる人もいます。
※トリプタン系使用不可 トリプタンには、拡張した血管を元に戻す作用により血管を収縮させるため、次のような方は使用できませんのでご注意ください。
○ 脳梗塞・狭心症など、血管が収縮すると発作が起きる可能性のある病気を持つ方
○ 重度の高血圧の方
○ 肝機能が低下している方
○ てんかんがある方
※トリプタン使用不可の方には、非ステロイド系抗炎症薬で痛みを抑えます。医薬品の使用に関しては、専門医の指示に従って使用してください。
🔳頻繁に頻繁に起こるようになったら?予防薬の使用を検討。
月に何回も繰り返す!2日連続、1日2回連続など頻繁に起こる!このように急性期治療のみで片頭痛発作が改善しない場合、医師から予防薬の使用を検討します。
代表的な予防薬として、塩酸ロメリジン(市販名:テラナス、ミングス他)カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬、β遮断薬、抗うつ薬などの処方が検討されます。
ただし予防薬の使用が検討されるには、次のような条件があります。
◯発作が月に2回以上ある。6日以上あるなど回数が多い。
◯月に1回程度でも頭痛の持続時間が長く日常生活に支障がある。
◯トリプタンやNSAIDsなどの治療薬が効かない。
◯片頭痛を起こすことに対する不安が強い。
これらの条件に当てはまり、本人が希望する場合に検討され、医師の判断で処方されます。予防薬の効果を見るには2~3か月以上続け、改善が見られない場合、薬の変更が検討されます。頭痛の回数の減少や、痛みの程度の軽減が3~6か月続くといった改善が見られたら、徐々に予防薬の量を減らして中止します。
🔳予防薬の新薬認可情報
●2021年、CGRP関連片頭痛予防薬の新薬として、エムガルティ、アジョビ、アイモビークが認可されました。しかし現在注射のみとなっています。初回は2本注射し、翌月から月に1本注射します。薬価が高く、1本あたり45,165円です。保険適用3割負担で13,550円です。
●2022年、トリプタン系製剤の次世代型新薬として、急性期治療薬ラスミジタンコハク酸塩錠(市販名レイボー)が認可され発売されました。1錠(100㎎)570円(税別)と従来に比べ安い価格設定となっています。
※これらの予防薬には副作用があります。吐き気やめまい、ふらつき、全身倦怠感といった深刻な副作用が懸念されます。使用される場合は、医師からの十分な説明を受けた上服用してください。
●2025年12月、新薬として経口CGRP受容体拮抗薬リメゲパント硫酸塩水和物(商品名:ナルティークOD錠 75mg)が認可され発売されました。本剤は、片頭痛の急性期治療および発症抑制の両方を適応とする、本邦初の経口薬となります。2日に1回服用する。薬価は1錠あたり2,923,20円で、3割負担で約877円(税込み)です。
●2026年4月、新薬としてCGRP受容体拮抗薬アトゲパント硫酸塩水和物(商品名:アクイプタ錠 760/30/10mg)が認可され発売されました。本剤は、片頭痛の急性期治療を適応とする薬となります。1日に1回服用。薬価は60mg1錠あたり1461,6円で、3割負担で約440円(税込み)です。
🔳閃輝暗点を予防する薬ではない!
ここでいう予防薬とは、あくまでも病院で医師の診断を受けて処方される頭痛薬のことです。頭痛を予防する薬で、ギザギザの閃輝を予防するものではありません。
引用:日本頭痛学会ホームページ https://www.jhsnet.net/
日本脳神経外科学会 https://jns-official.jp/

頭痛を伴わない閃輝暗点、「閃輝暗点のみ頭痛なし」という症例があります。頭痛がない閃輝暗点というケースも比較的多い症例です。
若い時には頭痛があったが、年を取るうちに閃輝のみとなったケースと、40代、50代、60代となって初めて閃輝暗点を発症したが頭痛がないというケースがあります。
●「閃輝暗点のみ頭痛なし」の症例については、別ページにて詳しく解説しています。こちらをクリックしてください。「閃輝暗点 頭痛がない!その原因と対処法は?」
目が見えない! 視野が欠ける!
光が見える! 異物が見える!
このような「閃輝暗点」によく似た眼の病気があります。
閃輝暗点の症状に似ているため間違いやすいとされる眼の病気には、次のような症状があります。
●飛蚊症
●網膜中心同膜閉塞症
●網膜剥離
●光視症
●緑内障
●黄斑変性症
上記の症状は、片目だけに現れます。両目に同時に発症することはありません。従って片目だけの異常なら眼の病気です。片方ずつ交互に目を閉じても、両目ともに異物が見えたり、両目を閉じていても光が見えるといった症状ならば、眼球の疾患ではなく脳の異常ということがわかります。つまり「閃輝暗点」は眼の病気ではなく、脳の血管神経病理学的疾患ということになります。しかし、いずれにしてもしろうと判断は禁物です。まずは、眼科にて専門医による適切な診断を受けてください。
※注意 両目ともに視野が欠けるケースは、脳梗塞・脳腫瘍・脳内出血の可能性があります。速やかに救急車を呼ばれて、緊急治療を受けてください。 ●よく似た間違いやすい眼の病気について、別ページにて詳しく解説しています。こちらをご覧ください。「特集 閃輝暗点と間違いやすい眼の病気とは?」
F・S様 男性 42歳
Q:ご質問
キラキラ、ギラギラを消す、出ないようにする治療法はあるのでしょうか?
A:お答え
キラキラが起きないようにする治療はありません。閃輝暗点の光の環「閃光」を回避する治療法は今の医学では確立されていません。現在の西洋医学医療分野において、「閃輝暗点」は片頭痛の前駆症状、前兆であるとの捉え方しかされていません。
医学書や医療専門書などの文献、出版書や出典にも、頭痛の治療法は載っていても、ギラギラ、ギザギザの光の環「閃光」が出ないようにする治療法は載っていません。残念ながら21世紀の今日においても、現在の西洋医学では確立されていません。「閃輝暗点」の治療は、キラキラの後の頭痛を緩和する頭痛薬しかありません。
F・W様 男性 49歳
Q:ご質問:
病院で出されるトリプタン錠剤は頭痛には良く効いて、すごく素晴らしい薬なのですが、言ってしまうと、閃輝暗点になってからの対処手段でしかない。私たちはなってからの薬が欲しいのではなく、閃輝暗点になりたくない、二度とあんな目にあいたくない、起こる前に飲んでおくと予防になる、そんな薬が欲しいんです。
栄養不足の低栄養状態でなると聞きましたが、どんな栄養を摂れば閃輝暗点が予防できるようになるのかを教えてください。
A:お答え
閃輝暗点でお悩みの方からのご相談で多いのが、予防に関するご質問です。
医師から予防薬として出されるミグシス(ロメリジン、カルシウム拮抗薬)インデラルなどは頭痛薬です。
ご質問の通り、「なってからの薬」です。最近処方されるのは、2021年に新薬として認可されたエムガルティ、アジョビなども月1回の注射をする予防薬です。2022年にレイボー錠剤(ラスミジタン)が、2025年に経口CGRP受容体拮抗薬リメゲパント(ナルティークCD錠75mg)が、また2026年4月にはマトゲパント(マクイプタ60mg)が新薬として登場しています。いずれもその後の片頭痛の緩和に使用しますが、キラキラを予防することはできません。現在の医療分野において閃輝暗点の予防薬はありません。
ご指摘のように栄養素が不足する低栄養状態で片頭痛は発症します。
そこで、「閃輝暗点対策素材」としての健康食材を摂取されることを推奨しています。この健康食材を毎日摂取しながら、発作が起きた時には頭痛薬を使用する。この健康食材と頭痛薬を併用する方法を数か月継続して、その後「発作の間隔が空くようになった。」、「発症頻度が軽減された。」との体験談をご報告いただいています。
●「閃輝暗点対策素材」について詳しくはこちらをご覧ください。

閃輝暗点の男女別発症率は、圧倒的に女性が多く約80%以上が女性で男性の4倍と推測されています。
女性に多い理由は、「月経関連片頭痛」という女性ホルモンの影響によるものと考えられています。
月経時や生理中に閃輝暗点が起こりやすいのは、脳内の視床下部という女性ホルモンの分泌を司る器官が刺激を受け、月経時に起こる女性ホルモン(卵胞ホルモン:エストロゲン)の急激な減少といった「分泌量のバランスの変化」が最大の誘因となっているからです。
●女性のための対処法を、詳しく解説したサイトがあります。こちらをご覧ください。「閃輝暗点 女性に多い理由は女性ホルモンの影響!?」

ーーー閃輝暗点からの脱却、撃退を目標として取り込む「閃輝暗点撲滅プロジェクト」を起ち上げました。閃輝暗点撲滅の目標達成のために、プロセスとステップに従って行動を起こしてください。
【プロジェクトの目標】
🔶「閃輝暗点を体の中から追い出し、撃退する!」
🔶「閃輝暗点を根絶やしにして、撲滅する!」
🔶「閃輝暗点にならない体を作る!」

閃輝暗点は原因すらはっきりと解明されておらず、わかっていないことも多く治療法も確立されていません。自然治癒することはなく一生続く病気です。70歳代、80歳代になられても、今でも続いている、悩まされているという方がたくさんおられるのが現状です。
そこで閃輝暗点に悩む人へ「 閃輝暗点撲滅プロジェクト2026年版」をスタートさせました。閃輝暗点の撲滅と「閃輝暗点にならない体づくり」が目標です。目標達成を目指して「3つのプロセス」を実行する取り組みを実行されることを推奨いたします。
「プロジェクト計画ツール」の内容は次の通りですが、詳しくはこちらをご覧ください。
1、起こったらすぐ実行、即効の治し方。詳しくはこちら
2、誘因を見つけてケアする。詳しくはこちら
3、「閃輝暗点対策素材」で予防する。詳しくはこちら
まとめとして、病気と「闘う」のではなく、一生付き合ってゆく病気という認識をもって、薬とサプリメントを併用しながら、自分なりに上手に閃輝暗点をコントロールしていきましょう。
土屋芳和 / 医薬品販売会社「土屋薬品メディオス」代表取締役
製薬会社を36年間勤務し、2002年に退社後独立起業。
2010年Webサイトを起ち上げ、最新最先端の医療情報を配信。
成人病コンサルタントとして「医療相談室」の相談員カウンセラーを歴任。
疾患啓発プロジェクトとして、医師、薬剤師、管理栄養士と連携し、早期診断や最新の治療薬、適切な治療を促進する活動を行っています。
Webサイトの医療情報では、特に「閃輝暗点」に関する情報を2012年から発信し続け、14年間で累計150万人に読まれているサイトです。本人自身が十代の頃から閃輝暗点の症状に悩まされ、苦しんだ体験者であることから、患者目線で治療法、対処法、改善・予防法などの最新情報を解説しています。
○資格認定許可番号:医薬品販売業者資格認定番号 第2003042号
○許可取得年月日:2003年 平成15年8月
「特集」閃輝暗点の体験談・イメージ画像集。
ブログ「閃輝暗点は中学生、高校生でも起こる!起きた時の対処法は?
ブログ 閃輝暗点 ピルを飲んでると血栓症になるリスクが高くなる!
ブログ 閃輝暗点が、予防できる方法は?
ブログ キラキラと光が見える!?閃輝暗点と間違いやすい眼の病気!?
ブログ 閃輝暗点 キラキラの出ないようにする治療法はない!?
ブログ 閃輝暗点 自分でできる対策は?
近代日本文学を代表する作家である、文豪 芥川龍之介。
彼も閃輝暗点に悩んでいたのではと言われています。
芥川龍之介の自殺の真相は今でも謎とされていますが、この閃輝暗点が原因では?と、推測されています。
遺稿となった自伝小説「歯車」の中で、「瞼の裏に銀色の羽根を鱗のように畳んだ翼が見えはじめた。」と書いています。それがこの閃輝暗点だと言われています。
