キラキラと光が見える!?閃輝暗点と間違いやすい眼の病気とは?

目が見えない! 視野が欠ける! 光が見える!  異物が見える!   このような「閃輝暗点」によく似た症状の眼の病気が あります。

目が見えない! 視野が欠ける!

光が見える! 異物が見える!

 

このような「閃輝暗点」の症状によく似た、眼の病気があります。

 

光が見える!?閃輝暗点とよく似た症状の間違いやすい眼の病気とは?

 更新日 2021/05/21

閃輝暗点の症状は、初めに目が見えなくなったり、キラキラする閃光が見えたりします。そのような目のトラブルと間違い安い目の病気は以下のような症状があります。

 

 

 

●飛蚊症(ひぶんしょう)・・・・・

青い空、白い壁などを見たとき、目の前に黒い点、髪の毛のようなもの、または水玉のようなものが動いているのに気づくとがあります。この状態を医学的に「飛蚊症」と言います。

「飛蚊症」の種類は様々ありますが、一般的には「生理的飛蚊症(せいりてきひぶんしょう)」になる方が多いと言われています。生理的飛蚊症は病気ではなく、程度も軽く進行もせずほとんどが無害なものですので、放置しておいても良いと言われています。※飛蚊症は病気ではありませんので、病名ではありません。

しかし、異物が急に大きくなったり、数が増えたりした場合は網膜剥離などの危険なサインであることがあります。速やかに眼科を受診してください。

●網膜中心動脈閉塞症(もうまくちゅうしんどうみゃくへいそくしょう)・・・

突然、急激な高度の視力低下が起こります。

眼底は網膜の血流が悪くなり浮腫(むくみ)を来たし、時間が経つと壊死に陥って視力は戻らなくなります。

片目だけのケースがほとんどですが、まれに両目に発症することもあります。

原因は、体内にできた血栓が網膜に流れ込む最も太い動脈(網膜中心動脈)に詰まって、血液の流れをせき止めてしまうことから起こります。

発症後なるべく早く治療を必要とする救急疾患です。速やかに眼科を受診してください。

 

 

●網膜剥離(もうまくはくり)・・・

飛蚊症などで見えていた異物の数が、急に増えた場合などや、ピカピカ光って見える症状が出た場合は、「網膜裂肛(もうまくれっこう)」が発生した事が疑われます。「網膜裂肛」は「網膜剥離」の前兆です。

網膜は像が映るフィルムのような部分で、膜が剥がれて物が見えなくなる状態になります。

 速やかに、眼科を受診してください。間に合えばレーザー手術など適切な治療で完治します。

 

 

●光視症(こうししょう)・・・

急に振り向いたときや、顔を振ったときに、視野の周辺でピカッっとした光が見えたり、光の玉のようなものが瞬間的に流れるように感じられることがあります。

 このような眼球の症状を「光視症(こうししょう)と言います。

 これは眼球の網膜が硝子体に引っ張られる物理的な刺激が原因で起こります。

 本来、硝子体は眼球の中に十分満たされているのですが、硝子体が変性し萎縮すると後部硝子体剥離が起こり、網膜との間がはがれて水に置きかわります。

 顔を振った時に硝子体が揺れて、一部癒着している部分で網膜を引っ張るために、それを光として感じてしまうというわけです。

 癒着が取れれば光は感じなくなります。まれに網膜が引っ張られるために網膜裂孔が出来て網膜剥離になることがありますので、光視症に続いて黒い点がたくさん飛んで見えたり、視野の中に部分的に見えない所が現れたりしたら、早めに眼科に行かれて眼底の精密検査などを受けてください

●緑内障(りょくないしょう)・・・・・

緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され視野(しや、見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇が原因の一つと言われています。

眼の中心をややはずれたところに暗点(見えない点)ができます。

初期は自分自身で異常に気付くことはありません。

さらに、暗点が拡大し、視野の欠損(見えない範囲)が広がり始めます。

中期から末期になると、視野はさらに狭くなり(視野狭窄)視力も悪くなり、日常生活にも支障を来たすこととなります。さらに放置すると失明に至ります。

●黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)

網膜の中心部である黄班部(おうはんぶ)に障害が生じ、見ようとするところがゆがんで見えたり、真ん中が暗くなったり(中心暗点)視力が著しく低下します。(0,1以下)

進行が早いと数ヶ月で失明に至るケースがあります。

欧米諸国では成人の中途失明の原因の第1位となっています。日本でも罹患者が近年、著しく増加しています。


片目だけなら、眼の病気!?

上記の眼の症状は、片目だけに現れます。両目に同時に発症することはありません。従って片方ずつ交互に目を閉じても、両目ともに異物が見えたり、両目を閉じていても光が見えるといった症状であれば、眼球の疾患ではなく脳内血管における神経疾患ということがわかります。

つまり「閃輝暗点」は眼の病気ではなく、脳の血管神経病理学的疾患ということになります。

しかしながら、いずれにしてもしろうと判断は禁物です。まずは、眼科にて適切な診断を受けてください。

眼科で眼球の異常ではない、眼の疾患ではないとわかれば、眼科医より神経内科、あるいは脳神経外科に紹介をしてもらえることとなります。まずは眼科を受診してください。

※注意 急に両目ともに視野が欠けるといったケースは、脳梗塞・脳腫瘍・脳内出血の可能性があります。速やかに救急車を呼ばれて、緊急治療を受けてください。

 

その他にも、ハロ・グレア現象と言われる眼の視力障害があります。レーシックの視力回復手術を受けた後の合併症、あるいは後遺症として最近話題となっています。ハロー現象とは、光が光源を中心にぼやっとふくらんだように見える現象です。クレア現象とは、光がキラキラと極端にまぶしく見える現象です。この現象は、「閃輝暗点」とは関係ありません。

 詳しくは「ハロ・グレア現象」で検索してください


「閃輝暗点」に関連するその他の記事

                                 ブログ一覧に戻る

コメント: 1
  • #1

    一生カープファン (土曜日, 22 9月 2018 22:43)

    69歳、男性、定年退職後バイトに行くようになったら、よく閃輝暗点になります。年に30回もあります。初めてのとき、目が見えなくなるので大きな病院の眼科に行きました。若い医者で「良性の黄斑変性症かな?たぶん?」と。誠に頼りない。ネット検索で、お宅のサイトに書いてあったように開業医の眼科に行きました。そこで閃輝暗点と教えてもらいました。内科への紹介状も書いてもらいました。とても助かりました。ありがとうございました。