しあわせになりたい!幸せホルモン セロトニンを増やす方法!?

セロトニンを増やして、しあわせになりたい!

しあわせホルモン、セロトニンで幸せになりたい!

しあわせホルモン、セロトニンって、ご存知ですか? 

最近TVやSNSでも話題となり、よく耳にするようになりました。

 しあわせホルモンって、なんのことかしら?

なぜしあわせホルモンと呼ばれるのでしょうか?

しあわせホルモンで、本当にしあわせになれるのでしょうか?

「私も幸せになりたい!」

幸せになれる方法を、ご一緒に考えてみましょう。

◆メンタルチェックシート

その前に、以下のポイントをチェックしてください。

□家事をするのが最近つらい。          

□人と話をするのが面倒だ。

□出かけるのが億劫だ。             

□やる気が出ない・・・

疲れているのに、なかなか眠れない       

□普段より早く目が覚める            

□食欲が落ちてきた               

□気持ちが落ち込む

□自分には生きている価値がないと感じる     

□新聞やテレビを観てもつまらない

□物事を悪い方にばかり考えてしまう       

□身だしなみを整える気力がない

□いろいろなことが決められない         

□物事に集中できない

□よく片頭痛が起こる              

□わけもなく悲しくなる

□イライラ、すぐキレる

□原因がわからない痛みがある

 いかがですか?気になる項目は、いくつありましたか?

このチェック項目は、うつ病チェック、自己診断チェックシートとして、心療内科クリニックなどのカウンセリングで実際に使用されているBDIテストによるものです。

うつ病、パニック障害、社会不安障害など心の病気「不安障害疾患」の可能性を表わしたものです。

 いくつかの状態が1ヵ月以上続いている方は、うつ病や不安障害疾患の予備軍の可能性があります。


しあわせホルモンと呼ばれるのは、なぜ?

セロトニンは、なぜ幸せホルモン、安心ホルモン、睡眠ホルモンと呼ばれるのでしょうか?

◆セロトニン欠乏から、うつ病、パニック障害に!?

人気お笑いグループ「ネプチューン」の名倉潤さん(50歳)がうつ病となり、2019年8月から2か月間休養すると発表してSNSなどで話題になりました。他にもタレントや女子アナ、俳優など有名人がうつ病やパニック障害になり、治療をしながらこのセロトニンを増やすことで仕事にカムバックすることができたと、TVや週刊誌、SNSなどマスコミで報道されたこともあり、「しあわせホルモン」と呼ばれるセロトニンが話題となり注目されるようになりました。

●うつ病とは、気分がすごく落ち込みゆううつになる、やる気が出ないなど精神的な症状や、眠れない、疲れやすい、体がだるいなど身体的な症状が出る病気で、うつ病性障害という気分障害に分類されます。双極性障害(躁うつ病)や単極性うつ病とも言われます。発症する原因として脳内の神経細胞同士間でやり取りされる神経伝達物質セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの分泌量のバランスが崩れることから起こるものと考えられています。とくにセロトニンの不足によって引き起こされるものと考えられています。

また神経伝達物質の量の乱れは、その人の生真面目な性格や、環境変化、ストレスなどがきっかけとなって起こるともいわれています。

●パニック障害とは、突然、動悸、めまい、息苦しさなどパニック発作を繰り返し、そのため「またあの発作が起きたらどうしよう!」と過度に心配すること(予期不安という精神障害)となり、仕事や外出など日常生活に支障が生じるという病気です。不安強迫性神経症ともいわれています。原因としてはうつ病と同じく、脳内の神経伝達物質セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどのバランスが崩れることから起こるものと考えられています。とくにセロトニン欠乏によって引き起こされるものと考えられています。

 

セロトニンの存在は、精神面に大きな影響を与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、「しあわせホルモン」または「安心ホルモン」「睡眠ホルモン」などと呼ばれるようになりました。

◆セロトニンって、何?

セロトニンが不足すると、閃輝暗点が起きやすくなるのでしょうか?心配です。

 セロトニンとは化学名「5‐水酸化トリプタミン」で、アミン系化合物です。過度のストレスや緊張によるアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える神経伝達物質で、生理活性アミンというホルモンです。

近年セロトニンを「幸せホルモン」や、「安心ホルモン」などと呼び、気分に良い影響を与える物質として扱われるようになりました。

ところが、このセロトニンが体内で不足したり欠乏すると、眠れない、ネガティブになる、心が不安定な気分になる、あるいは突然、キラキラやズキズキに見舞われる「閃輝暗点」になりやすいといったことが起こります。

精神面のバランスが崩れ暴力的になったり、キレるといった状態になるなど精神不調に関与して、社会不安など不安障害疾患を引き起こす原因になると言われています。

◆セロトニンは、常に足りない状態!?

脳内セロトニン量が低下すると、どうなるの?

●うつ病 ●パニック障害 ●更年期症状 ●閃輝暗点 ●自律神経の乱れ 

●不眠症 ●認知症、●便秘、●疲れやすい、●やる気が出ない、 

●集中力がない、●あきっぽい、●怒りっぽい、●すぐキレる、

●イライラする、●すぐ落ち込む、●すぐ泣く、●痛みを強く感じる、 

●感情的になりやすい、●食欲がない、●ストレスを溜まりやすくなる、    

●買い物依存症 ●ギャンブル依存 ●アルコール依存 ●ニコチン依存

冒頭のチェックシート項目の「不安障害疾患」予備軍と、ほとんど合致していることがわかります。このように、心の病気はセロトニンと深くかかわっています。逆にセロトニンが満ち足りていれば、心のバランスが整えられ、気持ちのゆとりや心に安らぎを与えてくれます。


◆睡眠ホルモン メラトニンは、セロトニンから作られる!?

睡眠ホルモンのメラトニンは、セロトニンから作られます。ぐっすり眠りたい!
からだは疲れているのに、眠れない!

眠れない! 寝つきが悪い! 日中眠い! 朝早く目が覚める! からだは疲れているのに、眠れない! 眠りが浅い!

睡眠ホルモンのメラトニンは、セロトニンが脳の松果体という部位で化学変化して合成されます。つまりメラトニンはセロトニンから作られるのです。

メラトニンは睡眠を導き、体内リズムを調整するはたらきがあります。

メラトニンは夜暗くなると松果体から分泌され、それによって私たちは自然な眠気を感じることができるのです。またメラトニンは、昼に少なく、夜になると多く分泌され、これによって外界のリズムと体内リズムが同じになるよう調整するはたらきがあります。

ですからセロトニンが不足すると睡眠ホルモンのメラトニンも生成されず、不足・欠乏状態となり、「眠れない!」となってしまうのです。


ストレスの多い現代人に必須のセロトニン対策!

うつ病にならないように、セロトニンを補いましょう。

◆うつ、パニック、閃輝暗点の治療に、セロトニンが使われている!

心の病気として、うつ病やパニック障害、そして強い精神的ストレスから発症する病態として、片頭痛の閃輝暗点などがあります。その治療にセロトニンが使われています。現在、セロトニンを使用しての治療はどのように行われているのでしょうか?

●うつ病の治療薬は?

うつ病患者への治療薬「抗うつ薬」には、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、NaSSA(ノルアドレナリン作動性抗うつ薬)などが処方されますが、これらはセロトニン自体を投与するものではありません。セロトニンそのものは脳内に入れません。後で触れますが、脳内のバリア(血液脳関門)によって拒絶されるからです。抗うつ薬は脳内神経細胞の末端のシナプスのセロトニン受容体に作動させて、セロトニンの量を増やし、抗うつ効果を発揮させる薬剤です。.すなわち、うつの治療薬はセロトニン・トランスポーターを阻害して再吸収を邪魔します。シナプス間隙のセロトニンを一時的に増やす為です。ですが、セロトニン分泌が増える訳ではないので、薬を止めれば元に戻ってしまう事になります。
これが治療が長引く原因の一つとなっているのかも知れません。
また発達障害の患者さん(アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラム)の脳内では、セロトニン・トランスポーター密度の低下がPET検査で確認されています。

●パニック障害、社会不安障害などの不安障害圏の疾患や、強迫性障害にもセロトニン代謝の異常が原因であると考えられることから、うつ病と同じくセロトニンを増やす抗うつ剤が使用されています。また総合失調症や双極性障害に用いられる抗精神病薬にもセロトニンを増やす作用のある製剤が使用されています。

●閃輝暗点のある片頭痛の治療薬は?

閃輝暗点の治療薬は、今のところ頭痛を抑える頭痛薬しかありません。頭痛薬にはトリプタン系製剤が使用されます。トリプタン系製剤には次のような5品目があり、10種類があります。

イミグラン、ゾーミック、レルバックス、マクサルト、アマージなどです。このトリプタンという名前の由来は、セロトニンの原料となる必須アミノ酸のトリプトファンから由来しています。このことからわかるように、セロトニンの血管収縮作用を利用して頭痛を緩和させるために使用されます。

閃輝暗点の発症機序(発症メカニズム)は、何らかの誘因で脳内血管が拡張することによる視神経の炎症と浮腫(はれ)です。その血管拡張を抑え、収縮させる作用があるのが神経伝達物質セロトニンです。特に片頭痛のある人は全身でセロトニン代謝に問題があるようです。

セロトニンは拡張した血管を収縮させるはたらきがあり、閃輝暗点発症を抑えます。閃輝暗点発症時には、脳内のセロトニン量が大幅に低下していることは研究により報告されています。ですから閃輝暗点が頻繫に起こるようになっているケースでは脳内セロトニンを増やすことが望まれます。閃輝暗点の治療薬はありませんので、セロトニンを増やすサプリメントを使用します。

近年、社会的な問題となっているうつ病やパニック障害、発達障害の発症原因は、亜鉛・鉄分欠乏とアミノ酸不足が原因の一つであることは医学的に証明されています。亜鉛・鉄・アミノ酸はセロトニンの原材料です。この亜鉛やアミノ酸をサプリメントで摂取して補給してください。 

出典文献:藤川徳美著「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」(光文社新書)

閃輝暗点へのサプリメントについて、詳しくはこちらをご覧ください。「閃輝暗点 サプリメントはありますか?」

閃輝暗点について、詳しくはこちらをご覧ください。「閃輝暗点の原因について」


セロトニンを増やす方法はあるの?

●セロトニンの体内分布

私たちの体内には、約10㎎のセロトニンが存在しています。

その体内分布は次の通りです。

腸内の消化管に・・・90%    

血液中の血小板に・・・8%

脳内の中枢神経に・・・2%          

このわずか2%の脳内セロトニンが不足することで、私たちの身体やこころに、大きな影響を与えているのです。

●セロトニンの化学名は、トリプタミン!?

セロトニンの正式化学物質名は、「アミン系化合物、5‐水酸化ヒドロキシトリプタミン 略称5‐HT:5‐hydroxytryptamine」といいます。 

この「トリプタミン」という名称からもわかるように、必須アミノ酸のトリプトファンを主原料として、亜鉛、マグネシウム、ビタミンB₆などで生成されています。

●脳内セロトニンを増やす方法!

 私たち人間は、自分の体内でセロトニンを作り出すことはできません。セロトニン自体を注入することもできません。でも増やすことはできます。脳内セロトニンを増やす方法があります。その方法とは、

1,朝日、日光を浴びること。

最も簡単で効果のある方法が、日光を浴びることです。セロトニン神経は日光を浴びることで、活性化します。

冬の曇りの日や、梅雨時など気分がめいり感情が不安定になるのは、日光不足が最大の原因です。うつ病に「季節

性情動障害(SAD)」という疾患があります。これは「冬季うつ病」とも言います。その原因として、冬に日照時

間が短くなって十分な日光を浴びることができないことが挙げられます。実際「光照射療法」という強い光を患者

に浴びせる治療法が用いられています。

暗い部屋で一歩も外に出ないという生活を長く続けていれば、うつ病になるのも当然と言えるでしょう。

日光を浴びる時間は1日15分でよろしいです。朝起きたら、カーテンを開けてベランダに出て、日の光を浴びなが

ら両手を挙げ、体を伸ばして大きく深呼吸をする。1日を気持ちよくスタートできます。

2,腹式呼吸をすること。

呼吸などで一定のリズムを繰り返す動作は、セロトニンの分泌を促します。呼吸法で、腹式呼吸が特に効果があり

ます。腹式呼吸のポイントは、最初に吐くことから始めることです。息を十分に吐き切って、おなかを十分にへこ

ませます。もうこれ以上は息を吐けないというところで、おなかを緩めると自然と息が入ってきます。息を吸うの

ではなく、息を吐くことに意識を持ってくる。これがポイントです。

3,リズム運動

一定のリズムで行う運動をリズム運動、またはリズム体操と言います。ウォーキングで有酸素運動をすることも

ズム運動の一つで、脳を活性化させセロトニンを増やす効果があります。

一人でできる比較的単調で長続きするウォーキングが有酸素運動として最も良いとされています。

またスクワットも一人でできますし、長続きするリズム体操と言えます。

4,よく噛んで食べること。朝ご飯を必ず食べること。

朝ご飯は必ず食べる習慣をつけましょう。セロトニンが増えて活性化するのは朝の過ごし方で決まります。

むかしから言われているのが、「早寝、早起き、朝ご飯!」「朝日を浴びながら、ラジオ体操!」です。

食事中、ゆっくりとよく噛んで食べることも効果があります。ガムをかむこともリズム運動と同様の効果がありま

す。人前でガムをかむのはあまりお勧めできませんが、通勤時間などを利用して、できるだけガムを噛むようにし

ましょう。

5,感情を動かすこと。(泣いて涙を流す)

喜怒哀楽、泣くことや笑うことで、セロトニンが分泌されます。特に泣いて涙を流すことはセロトニンを増やし

て、脳をリラックスさせることになり、ストレス解消になります。泣ける韓流ドラマを見たり、泣ける本「100万

回生きた猫」を読んで、涙をたくさん流しましょう。泣いた後気分がすっきりするのはセロトニンが分泌している

からです。感情を動かすこと、つまり感動することです。

家の中から一歩も出ない生活を送っていませんか?外に出て人と会う、人と話をする。映画を見たり、美術館巡り

をする。スポーツ観戦で好きなチームを応援するなど、感情を活発に動かすことで、セロトニンが増えます。

6,十分な睡眠をとること。

セロトニンを増やすには、十分な睡眠をとって脳を休めることがとても重要となります。

寝不足が続くと、気分が晴れない、小さなことでイライラしたりという経験があるでしょう。

うつ病になるリスク因子(きっかけ)は眠れない日が続いたことであると、うつ病患者のほとんどの人が証言して

います。

 脳は複雑で高度な活動を行う器官です。毎日定期的にしっかりと脳を休めないと働きが弱まってしまいます。

7,食事から摂取する。

セロトニンの原料となる栄養素を食事から摂取することです。セロトニンの原料となる栄養素は、必須アミノ酸の

リプトファン、必須ミネラルの亜鉛、銅、マグネシウム、そしてビタミンB₂、B₆などです。これらの原料を食事

から摂り入れて体内で生成させます。しかしトリプトファンや亜鉛はなかなか食事から摂取されにいと言われて

います。サプリメントで摂取し補給することが望まれます。

セロトニンそのものを直接体内に注入することはできません。その理由は以下の「関門(バリア)を通過できな

い!?」をご覧ください。


セロトニン不足を補う方法は?

◆トリプトファンを多く含む食べ物は?

牡蠣にはトリプトファンや、亜鉛が豊富に含まれています。
牡蠣は亜鉛やトリプトファンが豊富!

トリプトファンはセロトニンの主原料です。

その必須アミノ酸トリプトファンを多く含む食べ物には、牛肉、牛乳、乳製品、鶏卵、チーズなど、そば、納豆、ごま、アーモンド、魚介類として、牡蠣、しじみ、かつおなどがあります。 

でも普段よく食べているのに、なぜセロトニンが不足するの?

それには理由があります。その理由とは?

◆「関門(バリア)」を通過できない!?

血液脳関門ではセロトニンは通過できないが、原料のトリプトファンは通過できます。
セロトニンは血液脳関門を通過できない!

牛乳、牛肉、乳製品、鶏肉、チーズなどこれら動物性たんぱく質には、トリプトファンが含まれています。

ところが、乳製品にはBCAAというアミノ酸もたくさん含まれています。

このBCAAの量が多いとトリプトファンは脳内への取り込みが阻害されますので、脳内セロトニンの合成には至りません。

なぜ阻害されるのかというと、脳内には「血液脳関門(BBB:Bloodrainarrier)という関所(ブロックするバリア)があり、脳内へ入れる物質の量は限られており、BCAAとの競合となりBCAAが相対的に多い場合、トリプトファンはその関所で排除されてしまうのです。

トリプトファンは通過を許されている物質であるにもかかわらず、脳内には量的に制限されているためトリプトファンは排除され、脳内へ入ることができないのです。

いくらトリプトファンを含む食べ物を食べても、肝心な脳内セロトニンを増やすことはできないということになります。

BCAAとは、筋肉でエネルギー源となる身体的アミノ酸、バリン、ロイシン、イソロイシンの総称です。

これに対して、トリプトファンやフェニルアラニンは精神的アミノ酸と呼ばれています。牛乳、牛肉など動物性タンパク質にはBCAAが多く含まれています。

BCAA : Branched Chain Amino Acid)

◆セロトニンにもう一人の敵!? ビタミンB₃(ナイアシン)

トリプトファンがようやく脳内に入ったとしても、セロトニンの生成を阻害する敵がもう一人います。

それはビタミンB₃(ナイアシン)です。

トリプトファンはセロトニンの原料であると同時に、ビタミンB₃(ナイアシン)の原料でもあるのです。

そのため脳内でビタミンB₃が不足している状態であると、そちらの生成が優先されてしまいます。

せっかく、脳内に取り込まれたトリプトファンもビタミンB3の生成に使われてしまい、セロトニンの生成には回ってこないということになります。

なんともセロトニンには敵や、ライバルの多いことでしょう。

しかしこれは解決する方法があります。それはビタミンB₃そのものを含む食材を一緒に摂りいれることです。トリプトファンと一緒にビタミンB₃の摂取不足を補ってやれば解決します。

◆セロトニンは通過できない!?

脳内セロトニンを増やすためには、どうすればいいのか?

脳内セロトニンを増やすのはなかなか難しいことが良く分かりましたが、セロトニンそのものを飲んだり食べたり、注射して摂取すればよいのでは?と思われるでしょう。

ところが、セロトニンそのものは構造上「血液脳関門」というバリアを通過することはできません。脳内に入ることができないのです。

ですが、原料であるアミノ酸のトリプトファンやミネラルは通過できますので、その原料を摂取して脳内で生成し、セロトニンを増やすことができます。

この方法しかありません。

しかしセロトニンを増やすために、原料となるトリプトファンなどを食事などから摂取して補うことは、上記で述べたように大変問題が多く難しいとされ、簡単には摂取されません。

また亜鉛やマグネシウムも摂取されにくいミネラルと言われています。

ではセロトニンの原料を、どうすればうまく脳内に摂り入れることができるのでしょうか?


脳内セロトニンを補い、維持していくために牡蠣エキスDXを飲みましょう。

●必須ミネラル亜鉛と、アミノ酸の機能性栄養食材!

閃輝暗点を補うサプリメントは、牡蠣エキスがあります。

「牡蠣肉エキス末パウダー」: 

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるように、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど栄養の宝庫です。

亜鉛、マグネシウムなどのミネラルや、トリプトファンなど、体内で作り出せない9種類の必須アミノ酸、12種類のビタミンなど、5大栄養素すべてを備える完全食と言われる総合栄養食材です。

中でも亜鉛の含有量が非常に高いことが特長です。 

閃輝暗点の発症機序(発症メカニズム)は、何らかの誘因で脳内血管が拡張することによる視神経の炎症と浮腫(はれ)です。その血管拡張を抑える作用があるのが神経伝達物質セロトニンです。

 ヒトは体内に、セロトニンを摂りいれることはできません。それは血液脳関門というバリアでブロックされるので脳内はもとより体内に入ることができないためです。ですが、その原料は血液脳関門を通過することができます。つまり原料を摂りいれて、セロトニンを脳内で作り出し増やすことはできます。

その原料とは、亜鉛、鉄分、マグネシウム、カルシウム、トリプトファン、ビタミンB2などです。

「牡蠣肉エキス末(パウダー)」は、神経伝達物質セロトニンを生成するこれらの原材料をすべて揃えています。

近年、社会的な問題となっているうつ病やパニック障害の発症原因は、亜鉛・鉄分欠乏とアミノ酸不足が原因の一つであることは医学的に証明されています。

「牡蠣肉エキス末(パウダー)」には亜鉛・鉄分もアミノ酸も豊富です。脳内セロトニン不足や鉄分欠亡を補い、閃輝暗点発症の改善・予防に適していると期待されます。

出典:藤川徳美著「うつ・パニックは鉄不足が原因だった」(光文社新書)

 ●牡蠣食材の主成分亜鉛・アミノ酸を配合された製品の取り扱い公式Webサイトはこちらをご覧ください。

※「牡蠣肉エキス末パウダー」は商品名ではありません。

出典引用文献:朝日新聞デジタルより引用


脳内セロトニンを補うには、牡蠣がベスト!

しあわせホルモン セロトニンで、幸せになりましょう。

アミノ酸やミネラルをヒトは自分の体内で作り出すことができないため、食べ物などから摂取する必要があります。

セロトニンを増やすには、食事だけではなかなか難しいことは前のコーナーの説明でよくわかりました。

だからサプリメントで補うのがベスト!

脳内セロトニンを補い維持していくためには、材料を「牡蠣」で摂取することがベストということになります。

 

9種の必須アミノ酸のトリプトファン、フェニルアラニン、必須ミネラルの亜鉛、銅、マグネシウム、ビタミンB₂(リボフラビン)、B₃(ナイアシン)、B₆、B₁₂、そしてグリコーゲン、タウリン、ヘム鉄、

これらの五大栄養素すべてが、バランスよく揃っている!

大自然からの贈り物、自然界のバランス完全栄養食!

それが「牡蠣」です!

●栄養機能食品とは?

亜鉛、銅、鉄、マグネシウムは栄養機能食品です。

栄養機能食品とは?

亜鉛と銅は、消費者庁より表示を認められている栄養機能食品です。

 他にも鉄、マグネシウム、カルシウム、カリウムが認められています。

栄養機能食品とは、1日に必要なビタミンやミネラルなどの栄養成分が不足している場合、その補給・補完のために利用する食品です。

1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国で定めた基準値の範囲内で含まれていれば、基準に従って定められた、栄養成分の機能の表示ができる食品です。
バランスのとれた食生活をするために、栄養機能食品を利用するのがおすすめです。


まとめ-編集後記

人気お笑いグループ「ネプチューン」の名倉潤さんのように、うつ病になる患者数が増加しています。また自殺者の数が増加し続けていることが、TVやSNSで報道されることが多くなりました。うつ病患者数が増える原因の中で、精神バランスを崩す原因として、「セロトニン不足」という言葉が報道の中でも増えてきているようです。また脳の老化による「認知症」や、「老人性うつ」の原因がセロトニン不足によるものという報道もあるようです。

忙しい現代人は常に「セロトニン不足状態」です。今すぐセロトニンを補充しなければなりません。

しかし人間はセロトニンを自分で作ることはできません。セロトニンそのものを体内に入れることもできません。

でもセロトニンの材料を摂取して、体内で増やすことはできます。

セロトニンを増やすことによって、心のバランスが整えられて、不安や落ち込みを改善させます。気持ちにゆとりが出て、心の安らぎが生まれます。それが幸せホルモンと呼ばれる理由です。

セロトニンの材料を食事ではなかなか摂れないと感じる方は、良質なサプリメントで摂取しましょう。

「牡蠣」の機能性エキス成分を配合して、加工・精製されタブレット(粒状)にしてサプリメントとして、広く国内でも市販されているようです。Amazon、Yahoo、楽天市場などネット通販もあるようです。興味のある方は飲まれたらよいでしょう。

 ●亜鉛・アミノ酸を配合された製品の取り扱い正規ディーラー公式Webサイト情報はこちらをご覧ください。