【最新医療情報 特集記事】

N・K様 36歳 男性≪空港会社勤務)から、送られて来ました閃輝暗点のイメージ画像です。

「特集」閃輝暗点の原因について

なぜ、キラキラの閃輝暗点が現れるのか?

「閃輝暗点の片頭痛(偏頭痛)」最新治療法、対処法と改善法を解説!

閃輝暗点の症状、原因、治療法について詳しく解説します。

インデックス(目次)

◯閃輝暗点の症状とは?

◯閃輝暗点の原因は?誘因とは?

◯閃輝暗点の治療法は?

◯閃輝暗点の治療薬と予防薬、スマトリプタンの副作用は?イミグランの副作用は?

◯閃輝暗点のみ頭痛なし、30代 40代 50代

◯閃輝暗点と、間違いやすい眼の病気。

◯閃輝暗点と、更年期

◯閃輝暗点、女性に多い理由は?

◯閃輝暗点、自分でできるケア対策?改善方法は?

 

 突然、キラキラの閃光が!視野の一部が見えなくなる!?

平穏な日常生活に突然、キラキラの閃光が視野に現れる!そのギザギザの異様な閃光はみるみるうちに拡大し、視野全体に広がって目が見えなくなる!その直後、強烈な頭痛が襲ってくる!

この症状の正式病名は「閃輝性暗点症(せんきせいあんてんしょう)」です。一般的には「閃輝暗点(せんきあんてん)」呼ばれ、「閃輝暗点を前兆とする片頭痛(偏頭痛)」と診断されます。

「閃輝暗点」とは、どのような病気なのでしょうか?その原因とは?「閃輝暗点だけで頭痛なし」のケースの原因とは?

最新の治療法、改善方法から予防法まで、最新情報を特集して閃輝暗点治療の今を詳しく解説します。


◯「閃輝暗点」の症状とは?

視界に、太陽や強い光を見た後の残像のような黒い点が現れ、その後キラキラ光る点が現れる。その光は見る見るうちに拡大していきます。
     「閃輝暗点」の画像・イメージ図

それまで、普段と変わらない日常生活を送っている人に、突然、視覚障害が起こります。

景色がゆがんで見え、視界の一部がゆらゆら動いたりして、視界の半分が見えなくなります。(視野欠損)

視界の真ん中あたりに、まるで太陽や強いライトを直接見た後の残像のような黒い点が現われ、目の前が真っ暗になります。(暗点)

その中に小さく光るキラキラした点が現われます。その光る点はみるみるうちに大きく広がっていきます。(閃光)

 半円状の三日月のように丸くなり、キラキラと光るギザギザした銀色のガラス片や、カミソリやノコギリの刃のようなもの、あるいはジグザグの幾何学模様が、カミナリ光線のようにチカチカしながら、光の環となって視界いっぱいに広がっていきます。

万華鏡のようなその光の環は、まるで生きているようにゆらゆらと回転します。このため視界の大部分が見えなくなります。

 

閃光の後に、強烈な片頭痛が起こり始めます。
 閃光の後に、強烈な片頭痛が起こります。

 両目を閉じてもこの光の環は見えます。

この閃光と暗点は40分から1時間くらい続いて、ようやく視界の外に出て消えて行きます。

そしてその閃光と暗点の症状が治まった直後から、強烈な片頭痛が起こり始めます。

頭が割れそうな、今まで経験したことがないほどの激しい片頭痛が2時間から4時間も続き、強烈な吐き気、嘔吐を伴います。

身体を動かそうとすると片頭痛の痛みが増すために、じっとしているか、寝ていることしか出来ません。

普段の生活に戻れる!?

このような「閃輝暗点」の症状は、ただちに生命に危険を及ぼすといったことはありません。

出血もありませんし、発熱を伴うこともありません。また感染や伝染することもありません。

 

これらの一連の症状が終わると、普通の健康体に戻って普段通りの生活に戻れます。

終わる時間に個人差はありますが、症状の治まった後は、身体面はもとより生活面でもなんら支障が生じることなく、今までと同じように仕事や家事といった、まったく普段通りの生活を続けることができるという点が、この病気の特異性であり特徴と言えます。

 

誰にでも、起こります!

誰にでも起こり得る病気です!

比較的に女性に多いとか、十代で初めて発症する人が多いとか言われていますが、男女ともに、また年齢に関係なく発症します。

頻繁に起こる場合、その頻度も個人差があります。若年の場合、週3回くらいと頻繁に起こります。

年を重ねるとともに回数も減り、2・3か月に1回、半年に1回、1年に1回と間隔も長くなって来るという症例もありますが、しかし、完治することはありません。

60歳代、70歳代、80歳代でも今もってなお、週一くらいと頻繁に起こります。

 


◯「閃輝暗点」の発生原因は?

 

 「閃輝暗点(せんきあんてん)」の発症機序(起こる原因、メカニズム)は、ストレスなどといったなんらかの誘因(ゆういん)により、脳の血管が収縮し、その後異常に拡張して一時的に血液の流れが変化し、脳内血管に影響を与える神経系の障害であると考えられています。

具体的には、ストレスを感じている緊張状態において血管が拡張するため、その血管を収縮させる性質を持った神経伝達物質セロトニンが、その血管を正常に戻してストレスを緩和させる理由で多量に放出されます。すると大脳の後頭葉の視覚野(しかくや:見たものの位置や形状を認識する部位)の血管が収縮します。しかしそのセロトニンが消費され枯渇して不足するため、血管を拡張させる原因物質プロスタグランジンが出現します。すると血管が急激に拡張し、血流の量が減少(虚血状態)することで、一時的に視野の一部が見えない状態(暗点)になります

さらに視神経の血管壁に炎症、浮腫【むくみ)を起こし、血管がけいれんを起こすためキラキラの閃輝(せんき)が現れるものと考えられています。

この炎症を引き起こす原因物質プロスタグランジンを「起炎性物質」、「発痛物質」といいます。

女性の生理中に、子宮内膜でこのプロスタグランジンが分泌、出現するとけいれん性の収縮、拡張を起こして生理痛を自覚します。

 

引き続き起こる「片頭痛(へんずつう)」の発症機序は、脳内血管に出現する原因物質プロスタグランジンによって血管が異常に拡張すると共に、周囲にある三叉神経を刺激し、さらに血管壁に炎症、浮腫【むくみ)を起こすため、ズキンズキンと脈打つような拍動性(心臓の鼓動に合わせるような)の頭痛が起こるものと考えられています。

すなわち「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」は眼球の異常ではなく、脳内血管の神経病理学的疾患であるといえます。


◯閃輝暗点 頭痛がない症例について

閃輝暗点のみ 頭痛なし 30代 40代

頭痛を伴わない閃輝暗点の場合

 ●「閃輝暗点のみ頭痛なし」の症例については、別ページにて詳しく解説しています。こちらをクリックしてください。「閃輝暗点 頭痛がない!その原因と対処法は?」

 


◯間違いやすい眼の病気がある!?

目が見えない! 視野が欠ける! 光が見える!  異物が見える!   このような「閃輝暗点」によく似た症状の眼の病気が あります。

目が見えない! 視野が欠ける!

光が見える! 異物が見える!

 

このような「閃輝暗点」によく似た眼の病気があります。

 

閃輝暗点の症状に似ているため間違いやすいとされる眼の病気には、次のような症状があります。

●飛蚊症

●網膜中心同膜閉塞症

●網膜剥離

●光視症

●緑内障

●黄斑変性症

片目だけなら、眼の病気!?

 上記の症状は、片目だけに現れます。両目に同時に発症することはありません。従って片方ずつ交互に目を閉じても、両目ともに異物が見えたり、両目を閉じていても光が見えるといった症状ならば、眼球の疾患ではないということがわかります。つまり「閃輝暗点」は眼の病気ではなく、脳の血管神経病理学的疾患ということになります。

しかしながら、いずれにしてもしろうと判断は禁物です。まずは、眼科にて専門医による適切な診断を受けてください。

※注意 両目ともに視野が欠けるといったケースは、脳梗塞・脳腫瘍・脳内出血の可能性があります。速やかに救急車を呼ばれて、緊急治療を受けてください。 

上記の眼の病気について、別ページにて詳しく解説しています。こちらをご覧ください。

「閃輝暗点と間違いやすい眼の病気とは?」


◯「閃輝暗点」の診断方法は?

慢性頭痛の国際診断基準(ICH)による診断

まずは眼科で受診して、その眼科医の紹介で神経内科、脳神経外科、頭痛外来などで、適切な診断・治療を受けてください。

「閃輝暗点」は眼球の疾患ではなく、脳内血管の神経病理学的な疾患ではないかと思われると述べましたが、ではなぜ初めに眼科を受診されることをお勧めするのかと言いますと、閃輝暗点の初期には、視野に欠損が生じます。

一時的とはいえ眼が見えなくなるので、まずは眼科で、眼球や網膜などに異常がないことを確認することが、先決であるということです。

そして内科や神経科では、まだ経験の浅い若い先生には、この「閃輝暗点」の事をあまりご存じではない医師が少なからずいらっしゃいます。

レントゲン、MRI,CTスキャンなど検査ばかりされた挙句、「異常なしです。」と回答されたり、「メニエール病」と診断されたりという場合があります。

そこで眼科からの紹介の手順を踏めば、内科にもわかりやすいということです。

これまで閃輝暗点は特有の症状であるため、医師も判断しづらかったのですが、2013年(平成25年)に慢性頭痛の国際診断基準:International Classification of Headache(ICH)が制定されてより、決め手となる症状がはっきりして、診断がつきやすくなりました。 

出典:慢性頭痛の診療ガイドライン2013(日本頭痛学会)より

 


◯「閃輝暗点」の治療法は?

治療のスタートは、正しい診断から。

眼科を開院されている開業医であれば、「閃輝暗点」について、知識も経験も豊富な先生方が多いので安心です。また、上記のような眼球の疾患ではないということが明確になります。

検査で、重篤な病気でないことが分かれば、精神的にも楽になります。その後、内科で専門科による適切な診断と、治療を受けてください。

「閃輝暗点」の治療のスタートの第一歩は、専門医による正しい診断から始まります。

必ず、専門医のいる医療機関にて診察を受けてください。

受診するのは、神経内科、脳神経外科、頭痛外来ですが、近くにない場合、普段風邪などで診てもらっているかかりつけの内科クリニックでも良いです。

「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」と診断され、病名が決まりますと、治療法も治療薬も決まります。まずは自分の病気は何なのか?進み具合の程度は?といった、自分の病気の現状を把握し、見極めることです。 そうすれば、これからの治療なり、進行を防止する対策に専念することができます。

 

 

Q質問:ギラギラを消す、出ないようにする治療法はあるのでしょうか?

閃輝暗点の治療法について

 

A:キラキラが起きないようにする治療法は、今の医学では確立されていません。

ですから閃輝暗点の光の環「閃光」を回避する治療法はありません。

現在の西洋医学医療分野において、「閃輝暗点」は片頭痛の前駆症状、前兆であるとの捉え方しかされていません。

医学書や医療専門書などの文献、出版書や出典にも、頭痛の治療法は載っていても、ギラギラ、ギザギザの光の環「閃光」が出ないようにする治療法は載っていません。残念ながら21世紀の今日においても、現在の西洋医学では確立されていないのが現状です。すなわち「閃輝暗点」の治療は、頭痛薬を使用して頭痛を緩和する治療法しかありません。 

閃輝暗点に関するよくある質問「Q&A」を特集したサイトがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

「特集 閃輝暗点Q&Aよくある質問に答えて」


◯片頭痛の対処法は?

「閃輝暗点」の後に起こる強烈な「頭痛」を治す治療方法を薬物療法から解説します。また治療を受ける際の注意点などを詳しく説明していきます。

頭痛には、3つのタイプがあります。

 

「群発頭痛」

「緊張型頭痛」

「片頭痛」

 

閃輝暗点は「片頭痛」に分類されます。

2013年制定の、慢性頭痛の国際的な診断基準である国際頭痛分類第3版では、前兆の有無により、

「前兆のある片頭痛」と、「前兆のない片頭痛」に細分類されます。

その前兆症状として一番多いのが、キラキラの光が見える「閃輝暗点」です。

閃輝暗点は片頭痛の中でも特有の症状で、片頭痛患者の約40%を占めているとみられています。

片頭痛(migraine)という名称の由来は頭の片側が痛むこととされていますが、実際には片頭痛患者の50%以上が両側性の頭痛を経験しています。

 「片頭痛」は、正式な医学用語は ”片”を使用し、医療関係者、医療従事者は「片頭痛」と表示します。学術誌、医学専門誌など、医学分野における関連書では「片頭痛」の表記が正式な表記となります。パソコンのワード変換で「偏頭痛」と出ることもありますが、それは間違いです。

 「緊張型頭痛」は、血流の滞りによる筋肉の緊張で起こる頭痛です。肩こり、眼精疲労などで起こることから、入浴や軽いストレッチなどで体を温めることで、血流が良くなって痛みが緩和されます。

 しかし「片頭痛」は対処法がこれとはまったく異なります。血管の拡張により生じる神経の痛みですから、温めてはいけません。入浴などで体を温めるとますます血管が拡張して、痛みが増大し悪化することになります。  


◯初めて発作が出たときの対処法

  初めて発作が出たら!?

救急的速やかな対処法は?

安静にする。

 とにかく動かないで、じっと安静にして寝ていることです。動くと痛みが増すため、片頭痛が始まると動けなくなって、その結果仕事や家事、子育てなどの日常生活に、支障が出てしまうことがあります。静かな暗い場所で安静にすることです。時間的に可能なら少しでも睡眠をとると症状が落ち着きます。

●医療機関を受診する。

一時的に目が見えなくなるため、発作が治まってからでも良いですから、なるべく早く、眼科のある総合病院にて診察を受けること。

総合病院が近くになければ、開業医の眼科にて受診する。

眼球の疾患ではないことを確認したら、頭痛専門医のいる病院で診察を受けてください。

神経内科、脳神経外科、頭痛外来、内科クリニックなど受診してください。眼科医から紹介される場合もあります。

治療を始める

治療のスタートは専門医による正しい診断から始まります。

「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」「閃輝性暗点症」との診断を受けたら、治療は医師の指示に従ってください。

「閃輝暗点」以外の、何か他の病気がないかは重要なことです。必ず確認しましょう。診察が済んだら症状に合った頭痛薬を、医師によって処方されます。  

 

◯片頭痛の治療薬

 ◯片頭痛急性期治療薬として

エルゴタミン製剤(市販名:クリアミンA、ミグタミンA、ヘクトM、カフェルゴット他)

トリプタン系製剤 スマトリプタン ゾルミトリプタン(市販名:イミグラン、ゾーミック、レルパックス、マクサルト、アマージ、その他錠剤・点鼻液) 

●2001年(平成13年)に新しく認可された、片頭痛の専門薬、特効薬とも言うべき新薬トリプタン系製剤(5‐HT1B/1Dレセプター受容体作動薬)の登場により、片頭痛の効果的な治療ができるようになりました。それ以降は、片頭痛による日常生活(QOL:生活の質)の阻害は、軽減できるようになりました。

●しかしこれらの治療薬には、残念ながら重篤な副作用が見られます。

服用後に吐き気がしたり、寝つきが悪くなったり動悸がひどくなるといった副作用が報告されており懸念されます。大量の服用、もしくは長期に飲み続けると血流障害を起こし、手足の先がしびれたり、チアノーゼを起こして血の気がなくなったりします。使用される場合は、医師と充分相談の上服用してください。

●またトリプタンは薬価が高いことでも知られています。1錠1,100円で、保険適用されて3割負担でも1錠330円となり、他の頭痛薬に比べると高価な印象はあります。      

◯片頭痛予防薬として   

急性治療のみで片頭痛発作が改善しない場合、予防薬を使うことができます。

予防薬の使用が検討されるのは、次のような条件があります。

●発作が月に2回以上ある。6日以上あるなど回数が多い。

●月に1回程度でも頭痛の持続時間が長く日常生活に支障がある。

●トリプタンやNSAIDsなどの治療薬が効かない。

●片頭痛を起こすことに対する不安が強い。

これらの条件に当てはまり、本人が希望する場合に検討され、医師の判断で処方されます。

代表的な予防薬として、塩酸ロメリジン(市販名:テラナス、ミングス他)カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬、β遮断薬、抗うつ薬などです。

予防薬の効果を見るには2~3か月以上続け、改善が見られない場合、薬の変更が検討されます。頭痛の回数の減少や、痛みの程度の軽減が3~6か月続くといった改善が見られたら、徐々に予防薬の量を減らしていき、中止します。  

※ この予防薬には、吐き気やめまい、ふらつき、全身倦怠感といった深刻な副作用懸念されます。使用される場合は、医師と充分相談の上服用してください。

 ※ ここでいう予防薬とは、あくまでも病院で医師の診断を受けて処方される薬です。市販薬はありません。頭痛を予防する薬で、キラキラの閃輝の予防はできません。 

※注意!トリプタン系使用不可の方 

トリプタンには、拡張した血管を元に戻す作用により、血管を収縮させるため、次のような方は使用できません。ご注意ください。

トリプタン系が使用不可の方

  脳梗塞・狭心症など、血管が収縮すると発作が起きる可能性のある病気を持つ方

  重度の高血圧の方

  肝機能が低下している方

  てんかんがある方

※トリプタン使用不可の方には、非ステロイド系抗炎症薬で痛みを抑えます。

医薬品の使用に関しては、専門医の指示に従って使用してください。

 


◯頻繁に起こる場合の、対処法と改善法!?

頻繁に起こるようになった場合の対処法は?

突然起こるキラキラの閃光!この「閃輝」が起こらないようにする治療薬はありません。その後に起こる頭痛を緩和させる頭痛薬しかありません。

そこで頻繁に起こるようになった場合の治療法として、その薬物療法の注意点と、薬物以外の方法を使った非薬物療法やその他の対処法や改善方法を探っていき、詳しく解説します。


□1、頭痛薬を飲む

頭痛薬を飲むタイミングが大事です。

 「ギラギラ」が消えたころ、頭痛が起こる直前に薬を飲むのが最も効果的です。片頭痛は時間が経つとアロディニアが起こり、脳の痛みが過敏になり頭痛薬が効きにくくなります。ですから服用するタイミングがとても大切です。ただし、薬の効き方には個人差があります。数分で効き始める人もあれば、数時間かかる人もいます。

片頭痛の治療薬として、主に頭痛治療薬トリプタン系の内服薬を処方される場合が、一般的で多くなりました。しかし内服薬を効果的に用いるためには、飲むタイミングが重要です。頭痛が起きる前に飲んでも、また痛みが本格化してから飲んでも効果はありません。最も効果的なのは、光のギザギザが消えたころ、頭痛が始まる直前に服用することです。


⊡2、自分でできる対処法 その1

●痛い部分を冷やす

頻繁に片頭痛が起こる場合、こめかみや、後頭部の首の付け根のあたりを、アイスノンや保冷材、氷などで冷やすなどの対処法がベストです。アイスノンなどがない場合は、ハンカチやタオルを水で濡らして冷たくして、痛い部分を冷やしてください。

 患部を温めたり、もんだりすると逆効果になります。ですから、片頭痛のある時は入浴は控えてください。

片頭痛は頭の左右どちらか片方が痛むものと思われがちですが、両側共に痛むケースも多く約50%が両側共に痛みが出ます。その両側のこめかみをアイスノンなどで冷やします

また後頭部を冷やすのも効果的です。

入浴、運動、マッサージなどで、体を温めてはいけません。お酒もNGです。血管をますます拡張させることになり、痛みが増すこととなります。

●ツボを押す

片頭痛による痛みに良いといわれるツボがあります。

即頭部や前頭部、頭頂部の痛みに効果的なツボです。特に足に関連したツボが片頭痛に聞くと言われています。

自分でできる対処法を詳しく解説したページがあります。こちらをご覧ください。

閃輝暗点 自分でできるケア対策 代替療法を摂り入れる

 


⊡3、自分でできる対処法 その2

●誘因を知って、ケアする!

閃輝暗点を引き起こす誘因が必ずあります。その誘因をケア(対処)しましょう。閃輝暗点の改善を考えるうえで、自分の誘因を知っておく必要があります。その「誘因」を見つけてきちんとケアすれば、発症の大半は防げます。

 ●原因と誘因は違います。

「原因」とは発症機序です。機序とはシステム、しくみ、メカニズムといった直接的な意味です。

「誘因」とは、誘発する因子のことで、きっかけとなる出来事、身体や精神状態、食べ物、気候・季節、環境などです。また女性の生理・月経のような人体生理学的な状態も誘因となります。原因は同一ですが、誘因にはいろいろなものごとや状態があり、男女差や年齢差もあり、また本人だけの個人的なものもありさまざまです。

この誘因によって発症ボタンが押され、スイッチONとなり閃輝暗点が発症します。

「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースも、同じ誘因によって発症します。

【誘因リストと、その対処法】

●閃輝暗点の誘因リスト

ストレス

ストレスからの解放

生理・月経

低気圧・温度・湿度

特定の食べ物、チョコレートなど

PC・スマホの画面

眩しい光・太陽光・強いライト

におい

ピルの常用

たばこ

人混み・騒音

 

 

 

あなたの閃輝暗点を引き起こす誘因は何ですか?

まずはそれを知ることからスタートしましょう!

誘因はいろいろな種類があります。

誘因を見つけて自分に合ったセルフケアを積極的に実行しましょう。

別ページにて、誘因リストとその対処法を分かりやすく、詳しく解説しています。こちらをご覧ください。

「閃輝暗点 自分でできる対策はありますか?」


☐4、代替療法を活用する!

●栄養機能食品を活用する対処法!

自分ではどうしようもない、避けられない、またケアできない誘因があります。

女性の生理・月経、気候・気圧の変動、季節の変わり目、などは自分ではケアできません。また「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースも自分ではどうしようもありません。

このように治療法がない場合、代替療法として栄養機能食品を摂りいれたサプリメントを活用してください。

 脳内セロトニン不足が誘因となり閃輝暗点が発症します。セロトニンが不足しないようにすることが大事です。セロトニンを作り出す材料の栄養素として、亜鉛・トリプトファン・マグネシウム・カルシウム・ビタミンB2などを毎日豊富に摂りましょう。亜鉛は栄養機能食品です。これらの栄養素や、ミネラルが不足するとセロトニン欠乏になります。しかしミネラルやアミノ酸は食事で補うことはなかなかできません。そこで「亜鉛」を摂りいれたサプリメントを、積極的に活用して閃輝暗点の発症を予防しましょう。

この対処法は、ウィキペディア(Wikipedia)にも掲載されている対処法です。

閃輝暗点を補うためのサプリメントについて詳しくはこちらをご覧ください。「閃輝暗点 サプリについて」

●「ウィキペディア」にも記載されている対処法です!

ネットで「閃輝暗点」と検索すると、1ページ目ほどで「閃輝暗点-Wikipedia」と出てきます。

インターネットの世界的フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」によりますと、閃輝暗点の「療法」のコーナーに、「亜鉛とカルシウム・マグネシウムのサプリメントは、閃輝暗点が起きないようにするための対処方法である」と記載があります。詳しくは下記をクリックしてお読みください。       出典:ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%83%E8%BC%9D%E6%9A%97%E7%82%B9 

          


☐5、 頭痛ダイアリーを付ける

誘因を見つけやすくするために、「頭痛ダイアリー(日記)」を付けましょう。頭痛ダイアリーを付けることで、頭痛をじっくり観察して自分の頭痛を理解できます。

自分がどんな時に片頭痛になりやすいかを見つけることは、とても重要なことです。

誘因を探して、それを避けることで片頭痛の発症を半分に減らすことができます。

そのための手段として、「頭痛ダイアリー」を利用されることをお勧めします。

日本頭痛学会のホームページアドレス http://www.jhsnet.org/

「頭痛ダイアリーをつけましょう」> 右サイドの下 >「頭痛ダイアリー」> ダウンロードができます。


◯編集後記-まとめ

病気と「闘う!」のではなく、上手にコントロールしましょう!

もう悩まなーい!明るいあしたを信じて、前に進みましょう!閃輝暗点の対処法にサプリメントを活用する。
もう悩まなーい! 明るいあしたを信じて、前に進みましょう!

  ここまで閃輝暗点を少しでも緩和、軽減するための対処法を解説してまいりました。

しかし「閃輝暗点」は原因すらまだはっきりと解明されていません。わかっていないことも多くあり治療法も特効薬も確立されていません。一生続く病気です。70歳代、80歳代になられても、今でも続いているという方がいらっしゃいます。 

「閃輝暗点」の改善法として、「誘因を見つけてケアする」「食生活の見直し」「サプリメントの活用」をしましょう。そして病気と「闘う」のではなく、一生付き合ってゆく病気という認識をもって、薬とサプリメントを活用しながら、自分なりに上手にコントロールしていきましょう。


「閃輝暗点」に関連するその他の記事


◯文豪 芥川龍之介も悩まされていた!?

 近代日本文学を代表する作家である、文豪 芥川龍之介。

彼も閃輝暗点に悩んでいたのではと言われています。

芥川龍之介の自殺の真相は今でも謎とされていますが、「この閃輝暗点が原因では?」と、

推測されています。

遺稿となった自伝小説「歯車」の中で、「瞼の裏に銀色の羽根を鱗のように畳んだ翼が見え

はじめた。」と書いています。それがこの「閃輝暗点」だと言われています。 

   その小説「歯車」の内容を一部別ページにて掲載しています。 こちらでご覧いただけます。