【最新医療特集記事】

N・K様 36歳 男性≪空港会社勤務)から、送られて来ました閃輝暗点のイメージ画像です。

N・K様 36歳 男性(会社勤務)から送られて来た「閃輝暗点」のイメージ画像です。

「特集」閃輝暗点の原因について

なぜ、キラキラ、ギザギザの閃輝暗点が現れるのか?

「閃輝暗点の片頭痛(偏頭痛)」最新治療法、予防法と改善方法の解説!

閃輝暗点の症状、原因、治療法について詳しく解説します。

インデックス(目次)

◯閃輝暗点の症状とは?

◯閃輝暗点の原因は?誘因とは?

◯閃輝暗点の治療法は?

◯閃輝暗点の治療薬と予防薬、スマトリプタンの副作用は?イミグランの副作用は?

◯閃輝暗点のみ頭痛がない、30代 40代 50代

◯閃輝暗点と、セロトニン

◯閃輝暗点と、更年期

◯閃輝暗点と、ピル、避妊薬は禁忌!?

◯閃輝暗点、女性に多い理由は?

◯閃輝暗点の改善方法は?

◯閃輝暗点、自分でできる対策は?

 突然、キラキラの閃光が!視野の一部が見えなくなる!?

平穏な日常に突然、キラキラの閃光が現れる!そのギザギザの異様な閃光はみるみるうちに拡大して、視野全体に広がって目が見えなくなる!その後、強烈な頭痛が襲ってくる!

この症状の医学的正式名は「閃輝性暗点症(せんきせいあんてんしょう)です。一般的に「閃輝暗点(せんきあんてん)」または、「閃輝性暗点(せんきせいあんてん)」、「光輝性暗点(こうきせいあんてん)」と呼ばれています。

 

なぜ、異様なギラギラの閃光が現れるのか?「閃輝暗点を前兆とする片頭痛(偏頭痛)」とは、いったいどのような病気なのでしょうか?「閃輝暗点」の原因とは?最新の治療法、改善方法から予防法まで、よくある質問にお答えする最新情報を特集して、閃輝暗点治療の今を、詳しく解説します。

 


◯「閃輝暗点」の症状とは?

視界に、太陽や強い光を見た後の残像のような黒い点が現れ、その後キラキラ光る点が現れる。その光は見る見るうちに拡大していきます。
     「閃輝暗点」の画像・イメージ図

 

それまで、普通の仕事や生活をしていた人に、突然、

視覚障害が起こります。

景色がゆがんで見え、視界の一部がゆらゆら動いたりして、視界の半分が見えなくなります。(視野欠損)

視界の真ん中あたりに、まるで太陽や強いライトを直接見た後の、残像のような黒い点が現われ、目の前が真っ暗になります。(暗点)

その中に小さく光るキラキラした点が現われます。

(光視症)

その光る点はみるみるうちに大きく広がっていきます。(閃光)

 

半円状の三日月のように丸くなり、キラキラと光るギザギザした銀色のガラス片や、カミソリやノコギリの刃のようなもの、あるいはジグザグの幾何学模様が、カミナリ光線のようにチカチカしながら、光の環が視界いっぱいに広がっていきます。

万華鏡のようなその光の環は、まるで生きているようにゆらゆらと回転します。

このため視界の大部分が見えなくなってしまいます。

 

閃光の後に、強烈な片頭痛が起こり始めます。
 閃光の後に、強烈な片頭痛が起こります。

  

両目を閉じていてもこの光の環は見えます。

この閃光と暗点は40分から1時間くらい続いて、ようやく視界の外に出て消えて行きます。

そしてその閃光と暗点の症状が治まった直後から、強烈な片頭痛が起こり始めます。

 

頭が割れそうな、今まで経験したことがないほどの激しい片頭痛が2時間から4時間も続き、強烈な吐き気、嘔吐を伴います。

身体を動かそうとすると片頭痛の痛みが増すために、じっとしているか、寝ていることしか出来ません。

 

普段の生活に戻れる!?

このような「閃輝暗点」の症状は、ただちに生命に危険を及ぼすといったことはありません。

出血もありませんし、発熱を伴うこともありません。また感染や伝染することもありません。

 

これらの一連の症状が終わると、普通の健康体に戻って普段通りの生活に戻れます。

終わる時間に個人差はありますが、症状の治まった後は、身体面はもとより生活面でもなんら支障が生じることなく、今までと同じように仕事や家事といった、まったく普段通りの生活を続けることができるという点が、この病気の特異性であり特徴と言えます。

 

誰にでも、起こります!

誰にでも起こり得る病気です!

比較的に女性に多いとか、十代で初めて発症する人が多いとか言われていますが、男女ともに、また年齢に関係なく発症します。

頻繁に起こる場合、その頻度も個人差があります。若年の場合、週3回くらいと頻繁に起こります。

年を重ねるとともに回数も減り、2・3か月に1回、半年に1回、1年に1回と間隔も長くなって来るという例もありますが、しかし、完治することはありません。

70歳代、80歳代の方でも今もってなお、頻繁に起こると言われています。

 

この画像は、長崎県のM・S様(38歳、男性、旅行代理店勤務)よりの、メールに添付されて送られて来た「閃輝暗点」のイメージ画像です。同じ病気で悩んでいる方のためにという、本人様のご希望により画像を掲載しています。 

その他にも「閃輝暗点」の経験者の方々から、この病気で悩み苦しんでおられる人へのメッセージとして、同じ病気の体験談や、イメージ画像が送られてきています。別サイトに「特集」して掲載しています。

※注意 気分が悪くなる方は 見ないでください。


◯「閃輝暗点」の発生原因は?

 

 「閃輝暗点(せんきあんてん)」の発症機序(起こる原因、メカニズム)は、ストレスなどといったなんらかの誘因(ゆういん)により、脳の血管が収縮し、その後異常に拡張して一時的に血液の流れが変化し、脳内血管に影響を与える神経系の障害であると考えられています。

 

具体的には、ストレスを感じている緊張状態においては血管が拡張するため、血管を収縮させる神経伝達物質セロトニンが、そのストレスを緩和させる理由で多量に放出されます。すると大脳の後頭葉の視覚野(しかくや:見たものの位置や形状を認識する部位)の血管が収縮します。しかしそのセロトニンが消費され不足するため、逆に血管が急激に拡張し、血流の量が減少(虚血状態)することで、一時的に視野の一部が見えなくなります

さらに視神経の血管壁に炎症、浮腫【むくみ)を起こし、血管がけいれんを起こすためキラキラの閃輝(せんき)が現れるものと考えられています。

 

引き続き起こる「片頭痛(へんずつう)」の原因は、脳内の血管が何らかの原因で,セロトニンが放出され収縮しますが、その後セロトニンが不足すると、血管が異常に拡張すると共に、周囲にある三叉神経を刺激し、さらに血管壁に炎症、浮腫【むくみ)を起こすため、ズキンズキンと脈打つような拍動性の頭痛が起こると考えられています。

これらは、眼球の異常ではありません。脳内血管の神経病理学的な疾患です。

 

◯「閃輝暗点」の誘因を知る!見つける!

誘因を見つけてケアすれば、発症を防げる!?

閃輝暗点の誘因って、何でしょうか?

誘因で、スイッチONされて閃輝暗点が起こるのでしょうか?原因と誘因は違うのでしょうか?

 

閃輝暗点の改善を考えるうえで、このように原因と誘因の違いを知っておく必要があります。

 

原因とは発症機序です。機序とはシステム、しくみ、メカニズムといった直接的な意味です。

誘因とは、誘発する因子のことで、きっかけとなる出来事や食べ物、気候・季節、環境、精神状態、また女性の生理といった人体的な状態です。原因は同一ですが、誘因にはいろいろなものごとや状態があり、男女差や年齢差もあり、また本人だけの個人的なものもありさまざまです。

この誘因によって発症ボタンが押され、スイッチONされて閃輝暗点が発症します。

「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースも、同じ誘因によってスイッチONされ閃輝暗点が発症します。


●自分でできる改善法、対処法は!?

誘因を見つけてそれを回避すれば、閃輝暗点発症の大半を防ぐことができます。

●誘因について詳しい解説は、このサイト後方の「☆頻繁に起こる場合の対処法と改善法!?」>「☐ その3 自分でできる改善法、対処法!>

⦿誘因を知る!見つけて、きちんと対処する!」をご覧ください。 

●閃輝暗点のみ 頭痛がないの場合

閃輝暗点のみ 頭痛なし 30代 40代

頭痛を伴わない閃輝暗点の場合

 ●「閃輝暗点のみ 頭痛がない」の症例について、このサイト後方にて詳しく解説しています。



◯間違いやすい眼の病気とは?

目が見えない! 視野が欠ける! 光が見える!  異物が見える!   このような「閃輝暗点」によく似た症状の眼の病気が あります。

目が見えない! 視野が欠ける!

光が見える! 異物が見える!

 

このような「閃輝暗点」の症状によく似た、眼の病気があります。

 

●飛蚊症(ひぶんしょう)・・・・・

青い空、白い壁などを見たとき、目の前に黒い点、髪の毛のようなもの、または水玉のようなものが動いているのに気づくとがあります。この状態を医学的に「飛蚊症」と言います。

「飛蚊症」の種類は様々ありますが、一般的には「生理的飛蚊症(せいりてきひぶんしょう)」になる方が多いと言われています。生理的飛蚊症は病気ではなく、程度も軽く進行もせずほとんどが無害なものですので、放置しておいても良いと言われています。

※飛蚊症は病気ではありませんので、病名ではありません

 

●網膜中心動脈閉塞症(もうまくちゅうしんどうみゃくへいそくしょう)・・・

突然、急激な高度の視力低下が起こります。

眼底は網膜の血流が悪くなり浮腫(むくみ)を来たし、時間が経つと壊死に陥って視力は戻らなくなります。

片目だけのケースがほとんどですが、まれに両目に発症することもあります。

原因は、体内にできた血栓が網膜に流れ込む最も太い動脈(網膜中心動脈)に詰まって、血液の流れをせき止めてしまうことから起こります。

発症後なるべく早く治療を必要とする救急疾患です。速やかに眼科を受診してください。

 

 

●網膜剥離(もうまくはくり)・・・

飛蚊症などで見えていた異物の数が、急に増えた場合などや、ピカピカ光って見える症状が出た場合は、「網膜裂肛(もうまくれっこう)」が発生した事が疑われます。

「網膜裂肛」は「網膜剥離」の前兆です。

網膜は像が映るフィルムのような部分で、膜が剥がれて物が見えなくなる状態になります。

 速やかに、眼科を受診してください。

 間に合えばレーザー手術など適切な治療で完治します。

 

 

●光視症(こうししょう)・・・

急に振り向いたときや、顔を振ったときに、視野の周辺でピカッっとした光が見えたり、光の玉のようなものが瞬間的に流れるように感じられることがあります。

 このような眼球の症状を「光視症(こうししょう)と言います。

 これは眼球の網膜が硝子体に引っ張られる物理的な刺激が原因で起こります。

 本来、硝子体は眼球の中に十分満たされているのですが、硝子体が変性し萎縮すると後部硝子体剥離が起こり、網膜との間がはがれて水に置きかわります。

 顔を振った時に硝子体が揺れて、一部癒着している部分で網膜を引っ張るために、それを光として感じてしまうというわけです。

 癒着が取れれば光は感じなくなります。まれに網膜が引っ張られるために網膜裂孔が出来て網膜剥離になることがありますので、光視症に続いて黒い点がたくさん飛んで見えたり、視野の中に部分的に見えない所が現れたりしたら、早めに眼科に行かれて眼底の精密検査などを受けてください 

 

●緑内障(りょくないしょう)・・・・・

緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され視野(しや、見える範囲)が狭くなる病気で、眼圧の上昇が原因の一つと言われています。

眼の中心をややはずれたところに暗点(見えない点)ができます。

初期は自分自身で異常に気付くことはありません。

さらに、暗点が拡大し、視野の欠損(見えない範囲)が広がり始めます。

中期から末期になると、視野はさらに狭くなり(視野狭窄)視力も悪くなり、日常生活にも支障を来たすこととなります。さらに放置すると失明に至ります。

●黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)・・・・・

網膜の中心部である黄斑部(おうはんぶ)に障害が生じ、見ようとするところがゆがんで見えたり、真ん中

が暗くなり見えなくなったり(中心暗点)視力が著しく低下します。(01以下)

進行が早いと、発症から数か月で失明に至る場合があります。 

欧米では成人の失明原因の第1位となっています。

日本でも罹患者が近年著しく増加しています。      

 

上記の症状は、片目だけに現れます。両目に同時に発症することはありません。従って片方ずつ交互に目を閉じても、両目ともに異物が見えたり、両目を閉じていても光が見えるといった症状ならば、眼球の疾患ではないということがわかります。つまり「閃輝暗点」は眼の病気ではなく、脳の血管神経病理学的疾患ということになります。しかしながら、いずれにしてもしろうと判断は禁物です。まずは、眼科にて専門医の適切な診断を受けてください。

※注意 両目ともに視野が欠けるといったケースは、脳梗塞・脳腫瘍・脳内出血の可能性があります。速やかに救急車を呼ばれて、緊急治療を受けてください。

  


◯「閃輝暗点」の診断方法は?

慢性頭痛の国際診断基準(ICH)による診断

まずは眼科で受診して、その眼科医の紹介で神経内科、脳神経外科、頭痛外来などで、適切な診断・治療を受けてください。

「閃輝暗点」は眼球の疾患ではなく、脳内血管の神経病理学的な疾患ではないかと思われると述べましたが、ではなぜ初めに眼科を受診されることをお勧めするのかと言いますと、閃輝暗点の初期には、視野に欠損が生じます。

一時的とはいえ眼が見えなくなるので、まずは眼科で、眼球や網膜などに異常がないことを確認することが、先決であるということです。

そして内科や神経科では、まだ経験の浅い若い先生には、この「閃輝暗点」の事をあまりご存じではない医師が少なからずいらっしゃいます。

レントゲン、MRI,CTスキャンなど検査ばかりされた挙句、「異常なしです。」と回答されたり、「メニエール病」と診断されたりという場合があります。

そこで眼科からの紹介の手順を踏めば、内科にもわかりやすいということです。

これまで閃輝暗点は特有の症状であるため、医師も判断しづらかったのですが、2013年(平成25年)に慢性頭痛の国際診断基準:International Classification of Headache(ICH)が制定されてより、決め手となる症状がはっきりして、診断がつきやすくなりました。 

出典:慢性頭痛の診療ガイドライン2013(日本頭痛学会)より

 


◯「閃輝暗点」の治療法は?

治療のスタートは、正しい診断から。

眼科を開院されている開業医であれば、「閃輝暗点」について、知識も経験も豊富な先生方が多いので安心です。また、上記のような眼球の疾患ではないということが明確になります。

検査で、重篤な病気でないことが分かれば、精神的にも楽になります。その後、内科で専門科による適切な診断と、治療を受けてください。

「閃輝暗点」の治療のスタートの第一歩は、専門医による正しい診断から始まります。

必ず、専門医のいる医療機関にて診察を受けてください。

「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」と診断され、病名が決まりますと、治療法も治療薬も決まります。まずは自分の病気は何なのか?進み具合の程度は?といった、自分の病気の現状を把握し、見極めることです。 そうすれば、これからの治療なり、進行を防止する対策に専念することができます。

 

 

ギラギラの光の環を回避する治療法はあるのでしょうか?

閃輝暗点の治療法について

 

「閃輝暗点」が起きないようにする治療法は、今の西洋医学では確立されていません。

現在の西洋医学医療分野において、今のところ「閃輝暗点」は片頭痛の前駆症状、あるいは前兆であるとの捉え方しかされていません。

どの医学書や医療専門書などの文献、出版や出典にも、頭痛の治療法は載っていても、ギラギラ、ギザギザの光の環「閃光」が、出ないようにする治療法は載っていません。光の環を回避させる治療法は、残念ながら21世紀の今日においても、現在の西洋医学では、確立されていないのが現状です。すなわち、現在西洋医学での「閃輝暗点」の治療は、頭痛薬による治療しかないということになります。

 

そこで、まずは「閃輝暗点」の後に起こる強烈な「片頭痛」を治す治療方法を薬物療法から解説します。また治療を受ける際の注意点などを詳しく説明していきます。

 


◯片頭痛の対処法は?

頭痛には、3つのタイプがあります。

 

「群発頭痛」

「緊張型頭痛」

「片頭痛」

 

閃輝暗点は「片頭痛」に分類されます。

2013年制定の、慢性頭痛の国際的な診断基準である国際頭痛分類第3版では、前兆の有無により、

「前兆のある片頭痛」と、

「前兆のない片頭痛」に細分類されます。

その前兆症状として一番多いのが、キラキラの光が見える「閃輝暗点」です。

閃輝暗点は片頭痛の中でも特有の症状で、片頭痛の患者の約40%を占めているとみられています。片頭痛(migraine)という名称の由来は頭の片側が痛むこととされていますが、実際には片頭痛患者の40%以上が両側性の頭痛を経験しています。

 

「片頭痛」は、正式な医学用語は ”片”を使用し、医療関係者、医療従事者は「片頭痛」と表示します。学術誌、医学専門誌など、医学分野における関連書では「片頭痛」の表記が正式な表記となります。パソコンのワード変換で「偏頭痛」と出ることもありますが、それは間違いです。

 

「緊張型頭痛」は、血流の滞りによる筋肉の緊張で起こる頭痛です。肩こり、眼精疲労などで起こることから、入浴や軽いストレッチなどで体を温めることで、血流が良くなって痛みが緩和されます。

 

しかし「片頭痛」は対処法がこれとはまったく異なります。血管の拡張により生じる神経の痛みですから、温めてはいけません。入浴などで体を温めるとますます血管が拡張して、痛みが増大し悪化することになります。

  


◯初めて発作が出た場合の、対処法!

 

 

 

 

初めて閃輝暗点が発症した場合と、また頻繁に出るようになった場合の、対処法を考えておきましょう。

 

  初めて発作が出たら!?

救急的速やかな対処法は?

⦿ 安静にする。

 とにかく動かないで、じっと安静にして寝ていることです。動くと痛みが増すため、片頭痛が始まると動けなくなって、その結果、仕事や家事、子育てなどの日常生活に、支障が出てしまうことがあります。静かな暗い場所で安静にすることです。時間的に可能なら少しでも睡眠をとると症状が落ち着きます。

 

⦿ 医療機関を受診する。

一時的に目が見えなくなるため、発作の途中でも、発作が治まってからでも良いですから、なるべく早く、眼科のある総合病院にて診察を受けること。

総合病院が近くになければ、開業医の眼科にて受診する。

眼球の疾患ではないことをしっかりと確認したら、頭痛専門医のいる病院で診察を受けてください。神経内科、脳神経外科、頭痛外来、内科クリニック受診してください。眼科医から紹介される場合もあります。

治療のスタートは専門医による正しい診断から始まります。

「閃輝性暗点症です。」との診断を受けたら、治療法は医師の指示に従ってください。また、脳梗塞や脳腫瘍の疑いもありますので、医師の指示に従って、血液検査、MRI,CTスキャンなど適切な診察を受けてください。

「閃輝暗点」以外の、何か他の病気がないかは重要なことです。必ず確認しましょう。診察が済んだら症状に合った頭痛薬を、医師によって処方されます。 

 

◯最寄りの専門科を検索できます。

どの病院が良いか?どこにあるのか?をすぐ検索できるサービスがあります。

日本頭痛学会のホームページで、自分の地域の「認定頭痛専門医」を探せます。

日本頭痛学会:http://www.jhsnet.org/ichiran.html

 

 

◯片頭痛の治療薬

 ◯片頭痛急性期治療薬として

エルゴタミン製剤(市販名:クリアミンA、ミグタミンA、ヘクトM、カフェルゴット他)

トリプタン系製剤 スマトリプタン ゾルミトリプタン(市販名:イミグラン、ゾーミック、レルパックス、マクサルト、アマージ、その他錠剤・点鼻液)

 

◎ 2001年(平成13年)に新しく認可された、片頭痛の専門薬、特効薬とも言うべき新薬トリプタン系製剤の登場により、片頭痛の効果的な治療ができるようになりました。それ以降は、片頭痛による日常生活(QOL:生活の質)の阻害は、軽減できるようになりました。

 

◎ しかしこれらの治療薬には、残念ながら重篤な副作用が見られます。

服用後に吐き気がしたり、寝つきが悪くなったり動悸がひどくなるといった副作用が報告されており懸念されます。大量の服用、もしくは長期に飲み続けると血流障害を起こし、手足の先がしびれたり、チアノーゼを起こして血の気がなくなったりします。使用される場合は、医師と充分相談の上服用してください。

 

◎ またトリプタンは薬価が高いことでも知られています。1錠1,100円で、保険適用されて3割負担でも1錠330円となり、他の頭痛薬に比べると高価な印象はあります。 

 

     

◯片頭痛予防薬として   

急性治療のみで片頭痛発作が改善しない場合、予防薬を使うことができます。

予防薬の使用が検討されるのは、次のような条件があります。

●発作が月に2回以上ある。6日以上あるなど回数が多い。

●月に1回程度でも頭痛の持続時間が長く日常生活に支障がある。

●トリプタンやNSAIDsなどの治療薬が効かない。

●片頭痛を起こすことに対する不安が強い。

これらの条件に当てはまり、本人が希望する場合に検討され、医師の判断で処方されます。

代表的な予防薬として、塩酸ロメリジン(市販名:テラナス、ミングス他)カルシウム拮抗薬、抗てんかん薬、β遮断薬、抗うつ薬などです。

予防薬の効果を見るには2~3か月以上続け、改善が見られない場合、薬の変更が検討されます。頭痛の回数の減少や、痛みの程度の軽減が3~6か月続くといった改善が見られたら、徐々に予防薬の量を減らしていき、中止します。

  

※ この予防薬には、吐き気やめまい、ふらつき、全身倦怠感といった深刻な副作用懸念されます。使用される場合は、医師と充分相談の上服用してください。

 ※ ここでいう予防薬とは、あくまでも病院で医師の診断を受けて処方される薬です。市販薬はありません。頭痛を予防する薬で、キラキラの閃輝暗点の予防はできません。 

※注意!トリプタン系使用不可の方 

トリプタンには、拡張した血管を元に戻す作用により、血管を収縮させるため、次のような方は使用できません。ご注意ください。

トリプタン系が使用不可の方

  脳梗塞・狭心症など、血管が収縮すると発作が起きる可能性のある病気を持つ方

  重度の高血圧の方

  肝機能が低下している方

  てんかんがある方

※トリプタン使用不可の方には、非ステロイド系抗炎症薬で痛みを抑えます。

医薬品の使用に関しては、専門医の指示に従って使用してください。

 


◯頻繁に起こる場合の、対処法と改善法!?

眼が見えない、キラキラの光という「閃輝暗点」を発症しないようにする治療法はありません。治療は、その後に起こる頭痛への頭痛薬を処方する薬物療法だけです。

そこでここからは、その薬物療法(頭痛薬での対処法)と、薬を使わない他の方法としての非薬物療法を紹介し、その効果と注意点を解説していきます。

  

□ その1 頭痛薬を飲むタイミング

⦿ 頭痛薬を飲むタイミングが大事です。

 「ギラギラ」が消えたころ、頭痛が起こる直前に薬を飲むのが最も効果的です。片頭痛は時間が経つとアロディニアが起こり、脳の痛みが過敏になり頭痛薬が効きにくくなります。ですから服用するタイミングがとても大切です。ただし、薬の効き方には個人差があります。数分で効き始める人もあれば、数時間かかる人もいます。

片頭痛の治療薬として、主に頭痛治療薬トリプタン系の内服薬を処方される場合が、一般的で多くなりました。しかし内服薬を効果的に用いるためには、飲むタイミングが重要です。頭痛が起きる前に飲んでも、また痛みが本格化してから飲んでも効果はありません。最も効果的なのは、光のギザギザが消えたころ、頭痛が始まる直前に服用することです。


  その2 痛い部分を冷やす

⦿こめかみを冷やす。

頻繁に片頭痛が起こる場合、こめかみや、後頭部の首の付け根のあたりを、アイスノンや保冷材、氷などで冷やすなどの対処法がベストです。アイスノンなどがない場合は、ハンカチやタオルを水で濡らして冷たくして、痛い部分を冷やしてください。

 患部を温めたり、もんだりすると逆効果になります。ですから、片頭痛のある時は入浴は控えてください。

片頭痛は頭の左右どちらか片方が痛むものと思われがちですが、両側共に痛むケースも多く約50%が両側共に痛みが出ます。その両側のこめかみをアイスノンなどで冷やします

また後頭部を冷やすのも効果的です。

入浴、運動、マッサージなどで、体を温めてはいけません。お酒もNGです。血管をますます拡張させることになり、痛みが増すこととなります。

 


  その3 自分でできる改善法、対処法!

⦿誘因を知り!見つけて、きちんと対処する!

誘因とは誘発する因子のことで、発症するきっかけの出来事、食べ物、気候・環境の変化などです。それぞれ人によって異なります。

例えば、仕事上や日常生活におけるストレスが溜まって閃輝暗点が発症したとします。この場合ストレスが溜まるというメンタルの不調が「誘因」(きっかけ)となります。

そこでスイッチONとなり、脳内血管が異常に収縮、拡張して周りの神経が炎症を起こすという「原因」(メカニズム)が発生して閃輝暗点発症となります。

このように「原因」と「誘因」は別々に捉えて、それぞれ対処法を考えれば改善法も見つかります。

 

逆に仕事が終わり一息ついて緊張がほぐれ、解放感でホッとした時にいきなりキラキラが出始めて、楽しいはずの週末が台無しになったという経験をされたという例が多くあります。このケースは緊張感から解放感に変化する事が誘因となり、スイッチONとなって発症したものと考えられます。

なぜ?どうして?それは真逆なことではないのかしら、、、、?

ストレスと解放感では、まったく正反対のことじゃないの、、、、?

この例のように、誘因には想定外、常識外と言ったさまざまな出来事や状態があります。誘因によっていったんボタンが押されてスイッチONとなれば、同じ原因メカニズムで閃輝暗点が発症するということがわかります。 

生活習慣の見直しにもつながりますので、自分の誘因を知り、見つけてきちんとケアしましょう!

 

あなたの誘因は何ですか?

誘因を知り、きちんとケアすれば、閃輝暗点は予防できます!

閃輝暗点の誘因を見つけて、自分に合ったセルフケアをすることが予防になります。

【誘因リストと、その対処法】

   過度のストレス。またはそのストレスから解放されたとき。

極度に緊張しているときや、ストレスを感じている状態において、片頭痛が引き起こされる場合が多いのですが、その緊張から解き放されて、週末や休日でホッとしているときにも起きやすくなります。週末片頭痛、ウイークエンド片頭痛、土日頭痛などと呼ばれています。いつもの日常と違うリズムを感じて、もとのリズムに戻そうとするため副交感神経が活発化して、脳内血管が収縮し、また拡張することから発症するものと考えられます。休日でも寝すぎない、朝食を抜かないでなるべく普段と変わらない生活を心がけましょう。

 

  月経・生理による女性ホルモン分泌の変化。

「月経周期関連片頭痛」といわれるほど女性にとって生理が強大な誘因となって、片頭痛を発症させます。なぜ片頭痛は生理の始まる1・2日前や、生理中2・3日の間に良く起こるのか。それは女性ホルモンの分泌量の変化や、分泌バランスの変化に関係があるためです。

ですから妊娠すると生理が安定するため片頭痛は起こらない。閉経すると生理がなくなるので片頭痛は起きない。というのがこれまでの定説でした。

医師がピルを患者に勧めるのは、常用することで生理痛や頭痛などを回避できるためです。

ですが近年は少し違う様で、妊娠中は頻度の減少や軽度になると言われていますが、変わらず頻繁に起こるという報告が多くあります。閉経後も更年期症状として起こるケースも多くあると言われています。

 

「経口避妊薬 ピル」の常用。

生理不順や、生理痛のため産婦人科よりピルを処方されているケースがありますが、ピルは強制的にホルモンバランスを変えるため、女性ホルモンに乱れが生じ、閃輝暗点や血栓症などが起こりやすくなります。

ピルの副作用の中でも、最も恐ろしいのが血栓症です。血栓症とは、血のかたまりが血管を塞いでしまう病気です。この血栓症によって脳梗塞や心筋梗塞を引き起こし、死に至ります。

2005年(平成17年)12月、日本産婦人科学会、日本産婦人科医会編による、低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(第2版)(改訂版)によりますと、「服用が禁忌となる場合」の6)に、前兆(閃輝暗点、星型閃光など)を伴う片頭痛患者「前兆を伴う片頭痛の患者は前兆を伴わない患者に比べ脳血管障害(脳卒中など)が発生しやすくなるとの報告がある。」と記載されています。日本頭痛学会においても同じ内容が発表されています。禁忌とはしてはならないという意味です。

このように閃輝暗点の患者には処方されないことになりましたが、低用量のピルであれば処方されるクリニックもあるようですので、婦人科の医師や内科の医師に充分相談の上使用してください。

 

●  喫煙。

たばこに含まれるニコチンやタールは体に悪影響を及ぼす有害物質です。ニコチンは活性酸素の発生原因となり、血管収縮作用があります。喫煙者のほとんどは、頭痛体質と言われています。さらに視神経への血液の循環に悪影響を与えることになり、片頭痛を起こしやすくなります。

たばこは百害あって、一利なし。すぐにやめるべきです。

 

 

  人混み。騒音。高い音や大きな音。強い香水のにおい。

ショッピングモールなど人の集まる場所に出かけると片頭痛を起こすケースが良くあります。これは、人混み、騒音、高い音や大きな音、強い香水のにおいなどによって誘発されているものと考えられます。また性格的にいい加減な人よりも、まじめで責任感の強いタイプの人のほうが、人混みなどで音に敏感になり、騒音で不快感を感じやすく、誘因が重く出る傾向にあるようです。

 

 旅行。飛行機。列車。

片頭痛持ちは脳の感受性が高くデリケートでセンシティブなので、環境の変化に影響を受けやすく、旅先で頭痛が起こることがあります。飛行機や列車、バスの乗り物酔い、ホテルの部屋の乾燥、枕が変わると寝付けない、早起き(寝不足)、不規則な食事時間、歩き疲れなどストレスの積み重ねになります。

 

●  強い光・太陽光・強い日差し・まぶしいライト

パソコンやスマホのモニター画面のライトも誘因となります。ゲームのやりすぎなども。目を酷使すると目の周りや首・肩の凝りといった頭痛の誘因を引き起こし、スイッチがONになり発症します。1時間に1回、10分間は遠くを見るなどして目を休めましょう。こまめにまぶたを閉じる、疲れたら目を温めるなど目のケアを忘れずに。

 昼間は強い日差しを避けるため、できればサングラスをする。(赤系が良い。青系はだめ。)

 

 

  気温・湿度・気圧の変化。雨の降る前。季節の変わり目。

低気圧が近づくと片頭痛が起こりやすくなることはよく知られています。雨季に片頭痛患者が増えるのは、低気圧によって脳内血管が収縮することが誘因となり発症するためと思われます。

また急な寒気も片頭痛を起こします。クーラーの効きすぎる室内で冷気が直接頭部に当たっている場合などで、頭痛が誘発されるケースもあります。直接当たらないようにするか、頭や首にスカーフを巻くなどして、冷気を防ぐと良いでしょう。

 

●  空腹時。

朝ごはんはきちんと食べましょう。ダイエット中だと言って、朝食を抜いたり、食事の時間が不規則だったりして空腹の時間が長く続くと、血糖値が下がる(低血糖)ため脳内血管が拡張して片頭痛を起きやすくします。低血糖を避けるために、朝ごはんは必ずきちんと摂ること。一日三食同じ時間に摂れるよう心がけましょう。偏食、暴飲暴食に気を付けて、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。よく噛んで食べることも、脳内セロトニンを増やします。通勤時間を利用してガムを噛むのも、セロトニンを増やす方法です。

 食事は規則正しく栄養バランスを考えて、野菜、海藻、豆類などミネラルや、アミノ酸、ビタミンを豊富に摂りましょう。不足する栄養素はサプリメントで補いましょう。

 

 

●  寝不足・寝すぎ。

忙しくてもなるべく睡眠時間を確保する工夫をしましょう。片頭痛の誘因になる疲労やストレスを軽減させてくれます。でも休日に遅くまで寝すぎたりすると、日常の本来のリズムに戻そうとして、副交感神経が活発に活動することで血管が拡張して片頭痛を起こします。寝すぎても頭痛が起こるので休日でも気をつけましょう。 

 

● コーヒー・紅茶の飲みすぎ。

コーヒー・紅茶は適度にたしなむ程度であれば、むしろリラックスできますが、飲みすぎるとカフェインの過剰摂取となり、片頭痛を引き起こします。特に空腹時に飲みすぎないように。

 

● スパイシーな食べ物。(オレンジ、パイナップルなど)

酸っぱい食べ物は、眠気を覚ますのには良いですが、過剰に食べ過ぎると片頭痛を引き起こします。

 

 「チラミン」を多く含む食べ物。

チラミンとはチロシンから生成される微量アミンの一種で発酵食品に多く含まれます。神経刺激作用により、血管を収縮させる効果がありますが、過剰摂取の量によっては、肝臓が解毒しきれなくなり、体に蓄積されると血圧を上昇させ、片頭痛や吐き気を誘発する原因になりやすいと言われています。

「チラミン」を多く含む食べ物は次のような食品で「誘発食品」と呼ばれています。

⦿ チョコレート・ココア(カカオ食品)

⦿ チーズ(中でもチェダーチーズはチラミンを多く含みます)

⦿ ピーナツバター(USA国立医学図書館では片頭痛誘発食品として公表されています。)

⦿ ピクルス  ⦿ ヨーグルト  ⦿ キムチ  ⦿ ビール  ⦿ 赤ワイン

 対処法としては、これらの食べ物を食べないことが一番の対処法です。しかし大好物であれば食べないことでストレスが増すことになり逆効果です。ほどほどが良いようです。

 


☐ その4 頭痛ダイアリーを付ける

誘因を見つけやすくするために、「頭痛ダイアリー(日記)」を付けましょう。頭痛ダイアリーを付けることで、頭痛をじっくり観察して自分の頭痛を理解できます。

自分がどんな時に片頭痛になりやすいかを見つけることは、とても重要なことです。

誘因を探して、それを避けることで片頭痛の発症を半分に減らすことができます。

そのための手段として、「頭痛ダイアリー」を利用されることをお勧めします。

 

日本頭痛学会のホームページアドレス http://www.jhsnet.org/

「頭痛ダイアリーをつけましょう」> 右サイドの下 >「頭痛ダイアリー」> ダウンロードができます。

 

 

☐ その5 代替療法を活用する!

⦿代替療法として、薬草ハーブ・サプリメントを積極的に活用する!

自分でできる対処法をいくつか紹介しましたが、自分ではどうしようもない誘因があります。

女性の生理、季節の変わり目、雨による気圧や湿度の変化などは自分ではケアできません。また閃輝暗点の治療は頭痛薬を飲むという薬物療法しかありません。特に「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースのように、現代医学では治療法がないので代替療法を摂りいれるしかありません。代替療法の一つとして薬草ハーブや、サプリメントを摂りいれる方法を積極的に摂りいれてください。

 

閃輝暗点の発症原因である炎症を抑える効果が期待できるとして、抗炎症作用のある薬草ハーブがあります。

特に「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースには薬草ハーブを活用することが望まれます。炎症のみの痛みのない「頭痛なし」のケースに適応しています。詳しくはこちらをご覧ください。「閃輝暗点 サプリについて」

 

また脳内セロトニンの不足によって閃輝暗点が発症すると言われています。

セロトニンを作り出す栄養素として、亜鉛・トリプトファン・マグネシウム・カルシウム・ビタミンB2などを毎日豊富に摂りましょう。これらの栄養素や、ミネラルが不足するとセロトニン欠乏になります。しかしミネラルやアミノ酸は食事で補うことはなかなかできません。そこで「亜鉛サプリ」や「薬草ハーブサプリ」といったサプリメントを、積極的に活用して閃輝暗点の発症を予防しましょう。

詳しくはこちらをご覧ください。「閃輝暗点 サプリについて」


◯「閃輝暗点のみ 頭痛がない」は、脳梗塞、脳腫瘍の疑いも!?

30代、40代、50代の「閃輝暗点のみ 頭痛なし」の原因について、

閃輝暗点のみ 頭痛なしの30代、40代、50代について解説します。
「閃輝暗点のみで頭痛なし」の症例について解説します。

  片頭痛にはさまざまなタイプがあります。

「前兆」の有無により、前兆のないタイプと前兆のあるタイプに大別されます。

その前兆にも、生あくびや空腹感、イライラ、手足のむくみ程度で済むタイプと、キラキラの半円状の閃光を見るタイプがあります。

その閃光を見るタイプが「閃輝暗点を前兆とする片頭痛」として分類されています。

閃輝暗点を前兆として、その後片頭痛が起こり嘔吐する。閃輝暗点 → 片頭痛 → 吐き気、嘔吐。この一連の症状が1セットと思われています。ところが、「閃輝暗点」の前兆だけで、その後の「片頭痛」が伴わない「閃輝暗点のみ頭痛がない」という症例があります。

 

2013年制定の慢性頭痛の国際頭痛基準によりますと、国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)日本頭痛学会訳の中において、「典型的前兆のみで頭痛を伴わないもの」に分類されて収載されています。このことからも比較的珍しい症状ではないということがわかります。

 

しかし、「閃輝暗点だけで片頭痛がない」の症状は、脳循環障害によって起こる場合があります。

40歳代からの中年以降の方で、「閃輝暗点」だけで、その後に「片頭痛」を伴わないケースは、まれですが脳梗塞、脳動静脈奇形、脳腫瘍や、血栓による一過性の脳循環障害が原因である可能性があります。

特に脳梗塞の前兆の場合である、一過性脳虚血性発作だとしたら命にかかわることとなります。

 

20歳代、30歳代の方でも閃輝暗点だけで頭痛がないという方が、精密検査で血栓による、隠れ脳梗塞が見つかったという実例もあります。

このように「閃輝暗点だけで片頭痛がない」の症状が出た場合は、一度専門機関での頭部MRIの精密検査受けられることをお勧めします。

 

 

◯「頭痛がない」は、治療もない!?

「頭痛がない」は、医療機関での治療法もありません!

閃輝暗点のみ頭痛がないというケースで、脳循環障害の疑いがないか、念のために頭部MRIや、CTスキャンなどの精密検査を受けたけれど、まったく「異常なし」と診断されますと、医師からは「治療法はありません。しばらく様子をみて、何かありましたら、また来てください。」と告げられ経過観察なります。 

そして、頭痛がないので頭痛薬も処方されず、病院での治療は終了となります。

 

 冒頭で述べましたように、閃光と暗点の治療法はない、そして「頭痛なし」なので頭痛薬も処方されないということになります。

 

 「閃輝暗点のみ頭痛がない」の場合、原因が特定できないため病院での治療はできないということになります。

原因不明とみなされ、また日常生活に支障がない程度と判断されると、「病気ではない。」ということになり医師法や薬事法という法律によって、医師は治療ができないのです。

治療なしですから保険の適用もできないし、薬も出ません。 

「病院で治せない、、、?」

「病気ではない!?」

「ではどうすればいいの、、、?」

現代西洋医学医療の限界を感じて、「全てに見放されてしまった!」と途方に暮れることになるのでしょうか?

 

目や脳に問題がないのに、なぜ閃輝暗点のみが起きるのか?

目や脳に問題がないのに、なぜ閃輝暗点が起こるのでしょうか?

 

しかしこれで問題がない、放っておいて良いわけではありません。

突然起こる、あの閃光と暗点の不快でおぞましい現象の光景が、これからもずっと続くことになり、いつ起こるかわからないという不安におびえながら日々を送らなければなりません。

 

 閃輝暗点のみで頭痛は起きなくても、「閃輝暗点」を発症すること自体が脳内で実際に炎症が起こっている「片頭痛」の一部であり、脳内に起因する血管の異常に、なんら変わりはないというのが頭痛専門医の見解としてあります。

 問題の本質は、「目や脳に問題がないのに、なぜ脳内の血管が収縮し拡張し炎症を起こし、血流が減少したり血管のけいれんでキラキラの閃光が現れて暗点が起こるのか?」

つまり、大脳側に起因するなんらかの問題があるのではないかということになります。

 

 

○代替療法として、薬草ハーブを積極的に活用する!

「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースは、現代医学では治療法はありません。このケースには、代替療法として薬草ハーブを活用することが望まれます。閃輝暗点の発症原因である炎症を抑えて、効果が期待できる抗炎症作用のある薬草ハーブがあります。特に痛みのない「閃輝暗点のみ頭痛なし」のケースに適応し、発症軽減、予防に有効です。

「薬草ハーブ」を積極的に活用して、閃輝暗点の発症軽減、予防をしてください。

詳しくはこちらをご覧ください。「閃輝暗点 サプリについて」

【活用事例レビュー】

M・S様 女性 41歳 

キャッツクローを飲み始めて1年と10か月です。閃輝暗点が起こり出して20年以上なります。病院でトリプタノール、予防薬としてイミグラン、ミグシスなど処方されましたが、初めは効いていましたが後にまったく効かなくなってやめています。

薬物とは違う方法を探して、いろいろ試してみました。フィーバーヒュー、オオイタドリ、ズキなんとか、シシウド、漢方薬の釣藤散などです。フィーバーヒューは1箱飲んで見ましたが頭痛がひどくなり、イタドリも同じですぐにやめました。釣藤散は漢方の先生が「1年は飲み続けてみないとわからないよ。」と言われましたが、続けるうちにいろんなものが追加されてだんだん値段が高くなってきましたので途中でやめました。

ネットでこの「閃輝暗点の原因について」の解説を拝読させてもらいまして、サイトからキャッツクローを購入しまして飲み始めました。初めの1箱がなくなるまで全然閃輝暗点は出ませんでした。半年たつうち閃輝暗点は3回出ました。でもすぐに終わってくれるので、これはいい感じだと続けることにしまして、もう2年ちかくになるというわけです。私としては「探しているものがやっと見つかった。」という感じです。

 

 

K・M様 48歳 女性

私の閃輝暗点の起こるのは、いつも生理の始まる前後や終盤の頃です。それと雨の降りそうな時です。特に梅雨時は必ずと言ってよいほど閃輝暗点が起こります。でも片頭痛とは思っていませんでした。それは私は肩こりがひどくて、それで頭痛がするから緊張型頭痛と思っていました。病院へは行かず市販の鎮痛剤を飲んでいましたが効いたり効かなかったり。でもやめることもできず、ずるずると飲んでいました。

スマホでこちらの本文サイトを読んで見まして、ようやく閃輝のある片頭痛と分かりました。

キャッツクローをすぐ購入して飲み始めました。おかげで楽になりました。市販の鎮痛剤はやめることができました。閃輝暗点は今でもときどき出ますけど程度が軽いです。1年くらいは飲んで見ようと思っていましたけど、もう2年半くらいが経ちました。それは肩こりも楽になったからかな。

 

SH様 67歳 女性 JA事務職

67歳ですからもう12年も前から閃輝暗点です。初めてのときから閃輝暗点だけで頭痛はあるのか、ないのか。右のこめかみのあたりが少しこりがある程度でした。

神経内科でMRIもしました。何ともありませんでした。眼科でも異常なしと言われました。

内科の先生は、「更年期症状かなあ。日常生活に支障がなければ、治療は要りません。」と言われて、薬も出されず何の治療もしてくれませんでした。

それからもずっとしょっちゅう閃輝暗点は起こりました。頭痛も吐き気とかもないけど、気分が悪いので、早退して自宅のソファーで3時間くらいじっと寝ています。こんなに頻繁だと心配になって、他の方法を考えました。

このキャッツクローは、ネットで見つけて一箱注文しました。

その一箱飲んでしまうのに、飲むのを忘れたりするものだから2か月以上かかりました。その間に1回、閃輝暗点は出ました。もともと月に1回くらい(4日連続出たことはあったけど)なので、1年でも12回くらいですから、このキャッツクローが効いたという実感はありませんでした。でもむかしから腰痛もあるし、この頃ひざも痛いし、サプリは何も飲んでいないから続けてみようと思いました。それからずうっと飲んでいます。4年になります。この1年は1回も閃輝暗点は出ません。1年間出ないことなんて、これまでありませんでしたから本当にうれしいです。   


◯編集後記

病気と「闘う!」のではなく、上手にコントロールしましょう!

もう悩まなーい!明るいあしたを信じて、前に進みましょう!閃輝暗点の対処法にサプリメントを活用する。
もう悩まなーい! 明るいあしたを信じて、前に進みましょう!

  ここまで片頭痛を少しでも緩和するための対処法を解説してまいりました。

しかし「閃輝暗点」は原因すらまだはっきりとは解明されていませんので、わかっていないことが多くあります。ですから治療法も特効薬も確立されていません。いまのところ頭痛薬を飲むことしか治療法はありません。一生続く病気だともいわれています。50歳代、60歳代、70歳代になられても、今でも続いているという方がたくさんいらっしゃいます。 

「閃輝暗点」の改善法として、「誘因を見つけてケアする」「生活習慣の見直し」をしましょう。そして病気と「闘う」のではなく、一生付き合ってゆく病気という認識をもって、上手に頭痛薬を使用して、補助として薬草ハーブや、サプリメントを併用しながら、「閃輝暗点」を自分なりにコントロールしていきましょう。

 


「閃輝暗点」に関連するその他の記事


◯文豪 芥川龍之介も悩まされていた!?

 近代日本文学を代表する作家である、文豪 芥川龍之介。

彼も閃輝暗点に悩んでいたのではと言われています。

芥川龍之介の自殺の真相は今でも謎とされていますが、「この閃輝暗点が原因では?」と、

推測されています。

 

遺稿となった自伝小説「歯車」の中で、「瞼の裏に銀色の羽根を鱗のように畳んだ翼が見え

はじめた。」と書いています。それがこの「閃輝暗点」だと言われています。 

   その小説「歯車」の内容を一部掲載しています。

 こちらでご覧いただけます。