【最新医療特集記事】
日本 462万人
アメリカ 170万人
フランス 85万人
アフリカ地域 80万人
イギリス 70万人
オランダ 25万人
(出典:厚生労働相研究班 全国大規模研究2012年度版)
この数字の中で、日本だけがダントツで患者数が多いことがよくわかります。
また認知症の発症する前の段階「軽度認知障害(MCI)」、いわゆる認知症予備軍とみられる400万人までも合わせると、800万人異常にも達すると発表されています。
その理由のひとつは、人口の高齢化です日本は、今まさに高齢化社会です。
戦後のベビーブームで生まれた人たちのことを、「団塊の世代」と言います。
その方々が65歳以上になられて、日本の全人口の25%を占めるようになりました。
65歳以上が約3千万人として、その内800万人が発症または、近い将来発症するとみれば、4分の1すなわち、約4人に一人が認知症ということになります。また85歳以上では、2,5人に一人が発症するという報告があります。
認知症の定義は、「認知機能に障害のある症状」です。
2006年(平成18年)から「認知症」と呼ばれるようになったのですが、その数年前から厚生労働省では「痴呆に替わる用語に関する検討会」を開いてまいりました。
それまで「痴呆」や「痴呆症」「痴呆老人」などと呼んでいたのを改めようという取り組みです。
痴呆という呼び方は、誤解と偏見により、「あほう」「おろかもの」「ばか」「きちがい」といった意味で捉えられ、その本人である患者さんにとって、なんのいわれのない誹謗、中傷を与えているといった印象があり、本人はもとよりその家族までも侮辱感を感じさせる表現でした。
こうしたことを前提として、痴呆に対する国民的な理解と支援が不可欠と考えられることから、新たな用語に替えることが望ましいとの検討委員会の意見をまとめて、2006年(平成18年)から「認知症」と呼ばれることになりました。
⦿アルツハイマー型認知症
脳内に、アミロイドβ(ベータ)タンパクという老人斑などの成分が蓄積され、それによって病変が生じて、脳機能が低下する病気です。15年から25年といった長い年月をかけて、ゆっくりと進行してゆくのが特徴の認知症です。認知症を引き起こす病気の、約70%を占めています。
⦿レビー小体型認知症
レビー小体という異常な構造体が、神経細胞内にできる病気です。体中を小さい虫が這っているとか、部屋の中に子供がいるなどの、幻覚や幻視が現れるのが特徴の認知症です。
⦿脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血などにより脳の血管に障害が生じ、神経細胞の死滅により認知症が発生します。症状はその障害部位によって異なります。
●アルツハイマー型認知症と、血管性認知症が同時に発症する合併症もあります。
若い人たちへのアンケート調査で、「なってもらいたくない親の病気は何の病気ですか?」の答えのランキングで、「認知症」がトップとなりました。少し前まではガンがトップで、次が「寝たきり」でした。
● 高速道路の入り口を間違えて逆走!
● 徘徊で踏切で立ち往生して電車を止める!
● アクセルとブレーキを踏み間違えて急発進!死傷者が!、、、 などと、TVで毎日のように「認知症」の方の事件や、事故のニュースを見聞きするなど、社会問題となり関心が高くなっているためでしょう。しかし、なってもらいたくないと言っても、誰がなってもおかしくない病気が「認知症」です。
本人はもちろんですが、家族みんなに迷惑をかけてしまう、深刻な状況となって社会問題となっているのが「認知症」の現状です。
父親が、あるいは母親が、「近頃どうもおかしい?」
「病院に行くほどでもないかもしれない?」
「一度、見せた方が良いかな。でもどこの病院に行ったらよいのかしら?」
総合病院には、「物忘れ外来」という科や、神経内科があります。
出来るだけ早く、専門医に診てもらうのがベストですが、大きな病院が近くにないなど、専門家に診てもらうのが難しい場合は、
まずは近くの開業医といった、かかりつけの内科に相談しましょう。
そこで専門医のいる総合病院を紹介してもらえます。
認知症の治療のスタートの第一歩は、専門医による正しい診断から
始まります。
そしてその専門医と相談して治療を始めましょう。
認知症がもっと進行して、介助が必要となったらどうしようか?
施設に入院させるとなると、費用はどのくらいかかるのかしら?
このような不安や心配が家族に起きてくることとなりますが、すべてを家族だけで背負わないことです。
今は、介護保険のサービスが充実しています。
各種サービスの活用プランを立ててくれる専門の「ケアマネージャー」や、「ソーシャルワーカー」がいます。
そういったサービスを活用することで、家族の負担も軽減されます。
今や「認知症」は社会問題となっているため、行政も対策に乗り出しています。
公的なサービスも視野に入れて、まずは専門機関に相談しましょう。
現在、現時点で「認知症」を根治させる、有効な治療薬はありません。医療先進国といわれるドイツにも、また世界中どこにもいまだに開発されていません。
では現代の医療現場では「認知症」に、どのような治療をされているのでしょうか?
認知症の治療には、薬を使用する「薬物療法」と、薬を使わないで運動や音楽療法といった「非薬物療法」とを併用します。
その「薬物療法」では、症状の進行にブレーキをかけ、進行を1、2年遅らせるのが目的の治療薬を、医療現場では使用しているのが現状です。
現在は「ミロスタゾール」という薬を処方される場合が多いようです。
この薬剤は、本来脳梗塞や動脈硬化に使用される薬ですが、認知症の進行を抑制する効果があるといわれています。
その他の主な認知症治療薬には、ドネぺジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンなどが処方されます。脳血管障害改善薬として、イブジラストなども用いられます。
さらに脳代謝改善薬として、二セルゴリン、アマンタジンなどが治療に用いられます。
また、行動、心理状態に対して用いられる薬として、抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などが使い分けられます。
しかし中等度(Ⅱ期)以上の「認知症」になったら、一度死んでしまった脳神経細胞(ニューロン)は元には戻りません。
すなわち上記のような治療薬を用いたとしても、進行を遅らせる効果はあっても、完治することは望めません。
つまり、もう治らない、元には戻れないということになり、施設に入院して、自立不可能な全介助(要介護状態)となって、一生を送ることとなります。
「病気になったら病院に行けばいいんじゃない!」
「病気になったときに考えよう!」などといった軽薄な考えを持っている人は、今すぐその考えを変えるべきです。
まだ何ともない時や、認知症の一歩手前の「軽度認知障害(MCI)」の段階で治療や予防を始めれば、脳機能が回復する可能性があります。
軽度認知障害(MCI)とは、脳機能がわずかに低下した認知症予備軍です。放置すると、5年以内に高い確率で認知症に進みます。
しかし、この段階で治療や予防対策を始めれば、中等度(Ⅱ期)、重度(Ⅲ期)への発症を、食い止められる可能性があります。
引用: 読売新聞社
認知症には3つのステージがあります。
①初等度(Ⅰ期)
②中等度(Ⅱ期)
③重度(Ⅲ期)
①の初等度(Ⅰ期)の前の段階、正常でもなく認知症でもない中間状態を軽度認知障害(MCI)といいます。本人や家族から、記憶力低下などの訴えがあることなどが基本となります。1990年代後半に提唱され、2003年の国際会議で合意された新しい概念です。
次のことがすべて当てはまると、軽度認知障害(MCI)が疑われます。
●物忘れを自覚しており、家族も認めている
●日付や曜日がわからないなど認知機能の低下がある
●日常生活はできるが、献立を考えて料理する、一人で計画を立てて旅行に出かけるなど、複雑な日常動作が難しいことがある。
答えは、「イエス」です!
この軽度認知障害(MCI)のうちに、何らかの予防対策をとっていれば、数年後に正常な認知機能に回復した、という研究報告もあります。
MCIは認知症の前段階です。このMCIのうちに対策を始めれば、認知症の予防は可能です!! 今すぐ認知症対策を始めましょう!
老後にボケない! 寝たきりや要介護にならない身体を作る!
そのためには何をしなければならないのか?
何ともない今の状態のときから、普段から生活習慣として、積極的にサプリメントを活用することです。
特に、軽度認知生涯(MCI)と言われた方は、すぐに始めましょう。
最近の医療現場においても、代替医療として医師がサプリメントを薦めています。
明日からと言わず、今すぐ始めましょう!
「ルテイン」:
ルテインは、眼の健康維持のために利用中の方が多いのですが、この「ルテイン」に老化を防ぐ期待があると新聞紙上で発表されて、認知症の予防や進行へのアシストが期待され、シニア層に人気が高まっています。
「読売新聞の記事」より
ルテインは、アシストが期待されるとして、多くの人々にご愛用されていますが、上記の今回発表された新聞記事にありますように、ルテインはさらなる予防と進行防止に、大いに期待が寄せられることとなりました。さらに、東北大学大学院農学研究科の宮澤陽夫教授らの研究によりますと、ルテインと一緒にアスタキサンチンを摂取すると、赤血球膜中の濃度が高まることがわかり、認知症の予防と進行防止に、何らかの機能を持つことが期待されるという発表がなされました。
アメリカ合衆国(USA)においても、「ルテインと認知機能」についての研究が早くから行われており、数々の研究結果がUSA国立医学図書館 国立衛生研究所より発表されています。
USAマサチューセッツ州メドフォード タフツ大学の教授で女性科学者である
エリザベス J・ジョンソン博士の研究グループによる、「視覚と認知機能に
ルテインが関与し、生涯においてそのルテインの視神経や脳内神経への必要性が
示される「ルテインと認知機能」についての研究報告」を、栄養学会の国際誌
ニュートリション・レビューズ誌により発表されています。
また、2009年11月に日本油化学会主催で開催されたシンポジウムにおいて、
ジョンソン博士がルテインとDHAを摂取することで、眼の抗酸化機能と脳の記憶機能が
改善する事を発表されました。
学会報告の内容は、food style21、2010年1月号に発表されています。
以下はジョンソン博士らの研究グループによる過去十年間におけるその研究報告の表題の一部を
紹介しています。
2005年 9月15日
表題: 肥満、ルテイン代謝、および加齢黄斑変性症
2007年 3月
表題: 食餌ルテインの効果と加齢黄斑変性症におけるリボ蛋白中の血漿カロテノイドとそれらの輸送にゼアキサンチン
2012年 10月 10日
表題: 高齢者の認知機能にルテインとゼアキサンチンのための可能な役割
2014年 8月 8日
表題: 生涯を通じて、視覚と認知機能にルテインとゼアキサンチンの役割
「イチョウ葉エキス」:
イチョウ葉エキスは、脳血流の改善を促し、記憶力を改善して
その機能を維持します!
イチョウ葉エキスは、その有用性が評価され世界60か国で使用されています。また健康増進の目的でも使用され愛飲されています。
イチョウ葉エキスに含まれる「イチョウ葉由来フラボノイド配糖体」と「イチョウ葉由来テルペンラクトン」が、前頭葉、前頭頭頂葉、頭頂葉の脳血流を促し、認知機能の一部である記憶力を改善することが研究報告され証明されています。
フラボノイドという成分には、血管拡張作用があるといわれており、毛細血管を保護することによって、脳への血液の供給を助けるはたらきがあるといわれています。
イチョウ葉エキスの薬理作用
イチョウ葉エキスの薬理作用として、次のような作用が報告されています。
①活性酸素除去作用による抗酸化作用
②脳代謝改善作用
③記憶障害改善作用
④末梢血管の拡張作用
⑤耳鳴り・めまい・難聴改善作用
⑥緑内障眼圧降下作用
Q ご質問 :
私の母は69歳です。いなかで一人暮らしをしています。
その母に、「イチョウ葉エキス」を、帰省の折に「もの忘れとか、健康維持になるよ」と言って、母に飲むようにと贈ってあげました。
3か月ほどして電話で、「飲んでる?なくなったら送るよ。」と聞いたら、「まだある。」と言いますので、数か月してまた聞いたら、「まだある。」というのです。
帰省してその瓶を見ましたら、ほとんど残っていました。飲んでいないのです。
「なんで飲まないの?」と聞いても、「うん、うん。」というだけでした。
しつこく聞くと、「今は何ともないから飲んでないねえ。」というのです。
「何ともないときに飲むから予防になるんだよ。」と言い聞かせましたが、「はいはい。」と、上の空で返事をするだけでした。
母に何とかして「イチョウ葉エキス」を飲ませたいのですが、どうしたら飲んでくれるようになるのでしょうか?
43歳 男性 会社員の方より。
A 回答;
アンケート調査で、「なってもらいたくない親の病気は?」のランキングトップに
「認知症」があげられています。
少し前は、「ガン」がトップで、2番目が「寝たきり」でした。
お母様のために息子さんがよかれと思い、めぐりを良くするための「イチョウ葉エキス」を贈ってあげられたのに、お母様の思わぬ抵抗に合い、息子さんの困惑の様子がよくわかります。
まずお母様がなぜ飲まないかを考えてみましょう。
お母様の年齢は「団塊世代」ですね。この世代はとても辛抱強くて、我慢強い方が多いのです。
欲しくても物のない時代に生まれ育っていますから、我慢することが美徳とさえ思われています。
まして、お母様のご両親は戦前、戦時中の「倹約は美徳。 欲しがりません 勝つまでは! 贅沢は敵だ!」といった教育を受けておられます。
そのようなご両親に育てられたお母様ですから、辛抱強く我慢強いのです。
例えば、真夏に高齢者が自宅で「熱中症」になって、救急車で搬送されるというニュースをよく聞きます。
これも「一人でクーラーなんてもったいない」と、我慢するからです。
「何ともない」 →「何ともないから必要ない」 →「必要ないのに飲むのは無駄で、贅沢。」 →「贅沢なことはできない」 →「だから飲まない。」お母様の飲まれない理由が、この辺にあるようですね。
また、飲み続けると、金銭的に息子さんに負担をかけるのが、心苦しかったのでしょう。
息子さんに気遣いをされるお母様の、やさしい心がうかがえます。
でも、何ともない時に飲むから予防になります。
厚生労働相も、早期発見と予防が大切と、盛んにキャンペーン(啓もう活動)を行っています。
早めにお母様に飲んでもらうようにしなければなりません。
「ルテイン」を飲ませてあげてください。お母様の世代のほとんどの方は、眼の悩みを持っておられます。
病気でなくても、「視力が落ちた、まぶしい、疲れ目、ドライアイや、奥がズキっと、頭痛までしてくる、目薬をいつもさしている」、などといったお悩みを少なからずお持ちです。
「眼の健康維持に良いそうだから飲んでみたら。」と言って、「ルテイン」を勧めてください。お母様も眼の健康のためなら、飲んで見たいと思われます。
「ルテイン」は眼の健康と同時に、めぐりの不調から守る可能性が研究報告されているとして、シニア世代に人気が高く、期待されています。
さらにもの忘れサポート成分が追加配合されていますから、この「ルテイン」で、スッキリとハッキリをダブルでサポートします。経済的でもありますから、お母様も安心して継続して飲まれることと思います。
認知症にならないためにはどうすれば良いかについて、解説してまいりましたが、認知症を治す薬はないなど、
実際にはわからないことが多く、まだ対策が遅れているのが現状です。
認知症の治療薬としての新薬の開発も足踏み状態が続いています。
認知症を治せる薬が飲めるようになるのは、まだまだ先のことのようです。
そこでまずは自分で自分の身を守ることから始めましょう。
認知症は予防できます。今からでも間に合います。すぐに始めましょう。
今回ご紹介しました「イチョウ葉エキス」と「ルテイン」の食材を、飲みやすくタブレット(粒タイプ)にして、サプリメントとして製品化され、日本国内でも広く流通しています。通信販売などでも市販されています。興味のある人は飲まれるといいでしょう。
「イチョウ葉エキス」、「ルテイン」の成分を配合された製品を取り扱う会社の公式サイト情報及び、詳しい説明は、こちらをご覧ください。[CATALOG]